長野県松本地域振興局企画振興課のMです。
最近になって、毎日見ていた北アルプスの稜線の美しさを再確認しています。
特に夕暮れ時の夕焼けと黒い稜線のコントラストはお気に入りです。
さて、本日は広域観光関係事業のご紹介です。
松本地域振興局では広域的な観光振興の促進を目指して、令和元年度に「近代化遺産カード及びマップ」を作成しています。
このカードマップでは、「砂防・農業水利」、「養蚕・製糸業」、「ワイン醸造」、「教育」の4つをテーマに、松本地域に点在する12カ所の近代化遺産カードを作成しています。
カードは関係する施設や観光案内所、物産センターなどに設置しており、12枚のカードを全て集めると、プレミアムカードを進呈しています。
作成して3年が経ちますが、まだまだコレクターの皆さんがいるようで、現在もマップとカードを増刷発行しています。現在もコンプリート可能ですので、ぜひ、この機会に各施設を訪れてカードを集めてみていただければと思います。
また、これまで、カードとしてピックアップしている施設等を廻るバスモニターツアーを2回開催してきました。
3回目として選んだ、今年のテーマは・・・「ワイン」です!
長野県では、県産の日本酒やワインなどのブランド化を図るため、専門部署を設けるほど、力を注いでおります。
ワインについては、日本ワインコンクール2022において県内事業者の金賞受賞数が12で全国1位、入賞数も70で全国2位と、長野県産ワインの評価が高まっています。
信州ワインバレー構想のもと、4つの地域を指定してブランド化を推進していますが、松本地域にはそのうち2つのワインバレーが存在します。塩尻市を中心とした「桔梗ケ原ワインバレー」と、松本市・安曇野市を中心とした「日本アルプスワインバレー」です。
こうした恵まれた資源を皆様にご案内するため、今回は贅沢にこの2つのワインバレーをはしごするプランを作りました。
今回のツアーのガイド役には元全日空のCAで、松本大学准教授をお勤めになり、ソムリエの資格をお持ちの八木雅子先生にお願いしました。
穂高駅と松本駅を経由して、まずは塩尻へ🚌
塩尻駅前にある大樽を見学しました。
塩尻は、明治時代に桔梗ケ原に入植した豊島理喜治と、林農園を開いた林五一さん、そして関係する様々な人々の手によって、ワイン作りが受け継がれてきました。
現在は、気候的にも最適な場所となり、小さなものも含めて16ものワイナリーがあり、塩尻市でも産業振興の目玉と位置付けています。
林農園では農場の見学をしました。農園内は様々な品種を栽培していますが、説明する看板にQRコードがついており、スマホから情報を取得できるようになっていました。斬新!!
サンサンワイナリーでは、農園と醸造場の見学と売店での試飲を準備いただきました。
農場では、参加者の皆さんは案内役に促されて摘み残しのブドウを食していました。なかなかできない体験ですね。
親切なご説明とおいしいワインの試飲で、みなさん結構な勢いでお買い物をされていましたよ!
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