皆さまこんにちは!
私たちは企画振興課のことまま&区民!こっちは相棒のアルクマ!
夢は 近代化遺産カードマスター になること!
「近代化遺産カード」の詳細はこちら♪
🍎 今回ゲットを目指すのは「中信平農業遺産」!
第7回である今回は、松本市にある「中信平農業遺産」をご紹介します!
🍎 「中信平農業遺産」について
松本平の扇状地の中央部の地質は、小石や砂が多く、地表の水は麓付近で地中深く浸み込んでしまい、長い間水不足に苦しんできました。昭和初期以降、水不足を解決しようと、梓川に頭首工やダムが建設され安定した水の供給が可能となり、作物の一大産地へと発展しました。
中信平農業遺産のカードには「旧赤松頭首工」と「梓川頭首工」の2か所の写真が使われています。
2か所は、松本インターから上高地に向かう途中にありますので、お近くにお越しの際はぜひ!
🍎 「旧赤松頭首工」の見学へ!
名前のとおり、昔使われていた頭首工になります。
昭和6年に完成し、梓川頭首工ができるまで使われていました。
水不足による争い解消のために、たくさんあった水路を統一し公平に利用するために造られたようです。
しかし、上流からの土砂が流れて、石礫が堆積し、取水できなくなるなど、安定供給には至らず。。
さらに上流に新しい頭首工が造られました。
現在は、自転車や歩行で、対岸に渡れる通路として地元の方たちに利用されています。
水量が増えると水で埋もれてしまい、渡れなくなるそうです。
🍎 「梓川頭首工」にも行ってきました。
昭和25年から稼働しており、取水だけでなく、発電設備もあり発電も行っているとのこと。
こちらは、国道から頭首工に向かう道路が「立ち入り禁止」になっていたため、遠くから眺めてきました。
遠くから見ても大きな施設です。
この梓川頭首工や、さらに上流にあるダム(安曇三ダムと呼ばれる奈川渡ダム、水殿ダム、稲核ダム)が造られたおかげで、畑などへの水が安定供給されるようになったとのこと。
たくさんの有名な農産物がある土地が、昔は水不足に悩んでいたとは驚きでした
先人の努力によって、今の豊かな土地、地域になったことが分かりました。
お米やりんご、スイカ、レタス、長芋など、たくさんのおいしい農産物が地域の名産になったのも、頭首工のおかげだと思うと、とっても大切なものだと感じます
🍎 「近代化遺産カード」配布場所は?
近代化遺産カードNo.3「中信平農業遺産」は、「ミラ・フード館(山形村)」「朝日美術館・朝日村歴史民俗資料館(朝日村)」「アルプスの郷内アルプス山岳郷観光案内所(松本市安曇)」の3施設でもらうことができます!
🍎 ミラ・フード館を見学させていただきました!
今回私たちが訪ねたのは、
山形村にある「ミラ・フード館」です。
ミラ・フード館は、多目的ホールやギャラリーなどがある施設です。
地元の蕎麦店も入っています。
なかでも一番の特徴は、天体観測室があること!!
施設の名前のミラは、星の名前からきているそう。
今回は、天体観測室の見学もさせていただきました。
ミラ・フード館では、天体観測会が毎月第2・4土曜日に行われています。
本格的な天体望遠鏡を使って、星☆彡の観測ができます。
先生がきて教えてくれるそうです。
(※天候によっては、開催しない場合がありますので、参加の際は事前に施設にご確認お願いします!)
詳しくはこちら(山形村ホームページ)
6月~7月ごろには、ラベンダーが施設の周りに咲きとてもきれいです。
毎年、時期になると摘み取り体験もやっています。
🍎 お昼は信州産お蕎麦がおすすめです♪
山形村はお蕎麦が有名です。ミラ・フード館内にも蕎麦店があります。
村内には「唐沢そば集落」という蕎麦店が集まっている場所もあります。
山形村名産の長芋を使った「やまっちそば」おすすめです。
■ミラ・フード館
開館時間:午前9時~午後10時
休館日:月曜日
場所:東筑摩郡山形村2061番地1
お問い合わせ:0263-98-3033
近代化遺産カードは、入り口にある受付でもらうことができます。
■朝日美術館(上條俊介記念館)
開館時間:午前9時~午後5時(最終入館午後4時30分)
休館日:月曜日(祝祭日の場合は翌日休館)、冬期休館(12月~1月)
場所:東筑摩郡朝日村古見1308
お問い合わせ:0263-99-2359
お近くにお越しの際は、近代化遺産カードをぜひゲットしに行ってみてください♪
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