こんにちは!
総務管理課の永遠の34です!
10月6日(金曜日)に、松本合同庁舎に勤務する職員による火災総合訓練を実施しました
職員の防災意識を向上させ、有事の際には職員が即応できるような消防体制の充実・強化を目的とし定期的に実施してきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響などによりここ数年は実施を見送ってきたため、実に5年ぶりの総合訓練となりました。
午前9時に3階の給湯室で火災が発生!事務室内は警報音が鳴り響きます。
担当者が火災の発生を庁内一斉放送で職員に知らせます
「訓練、訓練、ただいま3階給湯室付近で火災報知機が作動しました。現場の状況を確認中です。」
一気にピリッとした物々しい雰囲気に包まれます…。
現場の火は延焼中で、職員全員の避難が必要です
報告を受けた本部長(副局長)が、さらに団長(松本地域振興局長)に伝えます
団長(局長)「消防へ通報し直ちに避難を開始。自衛消防団は出動してください。」
本部長(副局長)は、直ちに指示を出しに戻ります
団長と本部長の連携はさすがで、訓練といえども有事さながらの緊迫感と素早さでした
自衛消防団活動開始の指示を出します
担当職員が、庁内一斉放送で避難指示を出す一方で、別の職員が119番通報を行います
「訓練、訓練、こちらは合同庁舎自衛消防団本部です。…」
庁内の職員は、速やかに、かつ冷静に、駐車場に避難します
避難場所では、所属ごとに避難完了者数や不明者数をホワイトボードに書き込みます
避難場所(駐車場)には本部テントが設営され、団長(局長)と本部長(副局長)が職員の避難状況や災害の状況を随時確認します
消防車も待機します!!
総務班長が、全所属の避難者数等を把握し、本部に報告します
救護班テントでは、ケガをしてタンカで運ばれた職員の応急手当をします。
左脚に熱傷を負ったようで、「痛い、痛い」と訴えます。
消火班による放水訓練も行いました。(虹も架かりました)
鎮火を確認し、本部長(副局長)が団長(局長)に報告します
すべての訓練を終え、渚消防署から講評をいただきます。
渚消防署「松本合同庁舎自衛消防団の防災力をより一層高めていただくことを期待します!」
ありがとうございます。職員一人一人の胸に刻ませていただきます。
報道機関の方にも取材に駆けつけていただきました
総合訓練終了後に、消火器の取り扱い訓練も行いました
色々な角度から消火することが、早い鎮火につながるとのことです!
また、救命蘇生法の手順も渚消防署の方に教授いただき、胸骨圧迫の方法やAEDの使い方も改めて学びました
①まずは意識確認のため、両肩を叩き、呼びかけます。(半身麻痺の場合もあるのでぜひ両肩を!)
②反応がなければ、呼吸の状態を10秒間確認するため、口元、胸、腹部の動きを観察します。
⇒このとき、周囲の人を呼び、「AEDの準備」と「救急車を呼ぶこと」を依頼します
③呼吸が確認できなければ、直ちに胸骨圧迫を開始します!(迷ったら「やる!」が救命の基本とのこと)
④「もしもしかめよ かめさんよ…」や「アンパンマンマーチ」の歌に合わせてテンポよく胸骨圧迫を行います。
⑤AEDの準備ができたら、あとはAEDのアナウンスの指示に従って、電気ショックが必要であれば行います。
電気のパッドは、必ず地肌に張り付ける必要があるそうですよ
お相手が女性だったり、寒い環境であったりする場合は、パッドを貼った上から、軽く布をかけてあげてもOKとのこと。
こういった機会を捉えて、職員の防災意識も高まり、また、消火方法や救命蘇生法も改めて勉強ができて、とてもいい訓練となりました。
渚消防署のみなさま、訓練にご協力いただきありがとうございました。
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