2014.06.24 [ 自然・観光地 ]
豊かな環境づくり松本地域会議 人材育成研修会を開催しました。
続いて、松本市が昨年度に実施された、一般家庭生ごみの組成調査結果について紹介がありました。
松本市の一般家庭生ごみ組成調査の結果では、生ごみに占める食品ロス等の割合は、30.1%になっています。
一般家庭から廃棄された生ごみには、調理くずのほか、手つかずの野菜や賞味期限付きの食品で期限前に捨てられたもの、また、未開封や開封されたが調理されず廃棄された食品も見受けられたということです。
また、意識調査の結果では、食品ロスの現状はあまり知られていないこと、賞味期限と消費期限の意味は認知されているが、組成調査の結果からも、より正しく認知いただく必要があること、また、この調査を通して食品ロス削減に対する関心や意識が向上していることなどが紹介されました。
講演では、このほかにも園児を対象とした環境教育や、飲食店での食べ残しの持ち帰りなどについて紹介があり、研修会の参加者からは、松本市の取組みに対する関心や意見が寄せられていました。
松本市の取組みは全国でも先進的な取組事例として、国や他の自治体からも多くの関心や問合せがあるそうです。
皆様も「食品ロス」削減に対する関心を持っていただき、外出先での飲食や、食材の購入、家庭での調理や食事の際には、無駄なく、楽しく、「食品ロス」削減に取り組んでいただければと思います。
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