来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

ぶらり「中山道散歩」~洗馬宿~

みなさんこんにちは。

9月に入り、暑い日がまだまだ続いていますが、みなさんどのようにお過ごしでしょうか?

今回は、夏の不摂生解消のため、旧街道を軽めに散歩してみようと思いつき、中山道の「洗馬宿」を歩いてみました。

まずは、洗馬宿「洗馬」の地名の由来となった「あふたの清水」を目指します。

案内看板にしたがい、段差を降りたところに「あふたの清水」があります。

あふたの清水の案内板によると

「平家追討のため木曽から出てきた木曽義仲と、松本今井から馳せ参じた今井兼平のこの地で邂逅(あふた)したと伝わる。

 義仲の馬は疲れきっていたが、この清水で脚を洗うとたちまち元気になったという伝説もあり洗馬の地名の由来とも言われている。」

また、「歌川広重画「木曽街道六九次」「洗馬の夕月」は、この清水あたりから奈良井川を見た風景ではないかと思われる。」

とあったので、同じようなアングルで撮影してみました。

ちなみに、下の絵が歌川広重画「洗馬の夕月」です。

奈良井川は写真の奥になりますが、時代の変化で当時の湿地帯(?)は田んぼに変わっているようです。

洗馬宿の北側には、中山道と北国脇住還(善光寺街道)との分去れの常夜灯があります。

写真左側が「北国脇住還(善光寺街道)」、右側が「中山道」となります。

「中山道」を進むと、すぐに「肱懸松(ひじかけまつ)」が迎えてくれます。

案内板によると「江戸二代将軍秀忠上洛の時、肱をかけて休んだとの説もある」という由緒ある赤松です。

皆さんも時間があれば、歩いてみてください。

注意点とすると、車の通行量が多いこと、コンビニなどがないこと、駐車場がないことです。

JR洗馬駅を降りてすぐなので、電車の利用をおススメします。

 

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