総務管理課水くれ当番1号です。
8月28日(月)から9月1日(金)まで、「長野県庁インターンシップ」を希望した大学生1名を総務管理課で受け入れ、就労体験を実施しました。その体験レポートをご紹介します。
来春、一緒に働くことができればうれしいですね!
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こんにちは!
8月28日~9月1日までの5日間、松本地域振興局でインターンシップに参加させていただいたM.Y.です。
〇1日目
まず初めに松本合同庁舎の庁内を見学させていただきました。松本地域の基幹的な役割を担っており、規模の大きさに驚きました。
そして午後からは、局長や若手職員の方々との意見交換ということで貴重なお話を伺うことが出来ました。
公務員として働くことについてや長野県庁で働く魅力などなど、多くを学ばせていただきました。ありがとうございます。
〇2日目
避難所の生活向上に係る体験研修会に参加しました。
午前中は講義が中心で、自治体の災害時における物資管理体制の課題や対策、松本市の取り組み紹介、避難所生活の中での熱中症や低体温症への対応などのお話を聞きました。
災害対応というと行政が主導して行っているというイメージがあったのですが、民間企業やNPOなどの団体とも綿密に協力しながら進めていることに驚きました。
午後からは、避難所で使う製品の展示体験会に参加しました。
非常食からシュラフのような素材、マットレス、簡易トイレなど多くの製品が展示されていました。どの製品も機能性に優れていて、災害用品とは思えないくらいでした。
また、VRで火災や震度6強の揺れを体験しました。学校などで地震が来たら机の下に入る訓練をよくやったのですが、震度6強クラスの揺れになると机自体がスライドしてしまって頭を隠すのが大変なくらいでした。
〇3日目
地元安曇野市の小学生の拾ケ堰見学会のお手伝いをさせていただきました。
暑い中みなさん真剣に聞いていました。
拾ケ堰について知るまで、等高線に沿って3000分の1の勾配で水が流れているとは思いもしなかったです。
午後からは麻績村で棚田での取り組みを見学してきました。
インターネットを経由して自動で用水路から水を取り入れる装置も試験的に導入されていました。農作業の効率化を図っています。
また、棚田のPRの一環としてドローンの操縦をしました。普段の視点よりも高い位置から見る景色はとても新鮮でした!
〇4日目
午前中は松本空港の見学をしてきました。滑走路や格納庫などは見れませんでしたが、飛行機やヘリの発着を見たり、職員の方からお話を伺うことが出来ました。
内陸の空港という特色に加えて、山岳救助や物資運搬用のヘリも常駐しており、都心部の空港とは違って印象的でした。
空港は長野県のほぼ中心にあり、観光面でもビジネス面でも人を呼び込むカギになると思いました。
午後は元気づくり支援金の取り組みを見学してきました。
最初にレンタルサイクルで、朝日村から山形村まで巡りました。この日はお天気にも恵まれ、斜面一面に広がった畑を見ながら爽快に走ることが出来ました!
広大な畑と遠くに連なる八ヶ岳や鉢伏山、高ボッチ高原の山並みのコントラストが素敵でした。
2つの村で栽培されている農作物は長芋、長ネギ、すいか、りんご、葉物野菜です。
そして次に、山形村で行われている移住促進事業の一部を見学させていただきました。
村内への移住を検討されている方向けの村内での生活体験や移住「おためし住宅」でのDIYイベントなどが行われています。他にも
地域の方との交流を含めたイベント開催や移住相談会などが行われています。
いきなり移住はハードルが高いですが、その前段階としてお試しで一定期間村内での生活を経験できるのはとても魅力的だと思いました。
元気づくり支援金が使われている事業を見てきましたが、様々な形で活用されることで地域の活性化につながっていると実感しました。今後も活動が続いて、長野県を盛り上げていってほしいです!
そして5日目はまとめとしてこのブログを書いています。
幼少期から長野県によく訪れ、登山でも長野県各地を巡り、長野県が好きで、長野県庁の仕事を学びたいと思い、今回のインターンシップに参加させていただきました。
県庁での仕事は想像していた以上に広く、多様な形で県民、社会を支えていました。
今回のインターンシップで、県庁での仕事を学び、現地での取り組みを見学し長野県の魅力を再認識することが出来ました。
最後にこの5日間で多くのことを学び貴重な体験となりました。本当にありがとうございました。
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