2013.09.05 [■“しあわせ”発見~信州巡り~]
<VOL.237>“しあわせ”発見~信州巡り~
絶景は山に登らないと見れない…なんてことはありません!
南アルプスでは、毎年11月上旬頃まで林道バスが運行されています。
普段、登山客やハイキング客の方々が利用されることの多い林道バスですが、
もちろん登山をしない方でも利用することができます。
戸台口~北沢峠間を約1時間、のんびりとバスに揺られながら移り変わる窓の外の景色を楽しむ…ちょっとした旅気分を味わうことができます!
それに、山間の曲がりくねった道を進むバスはアトラクションに乗っているかのようで少しドキドキ…。
南アルプスの山間を運行する林道バス(提供:上伊那地方事務所商工観光課)
これからの時期は、ちょうど緑から赤・黄色に木々が衣替えをする季節。
緑や紅葉の色づき、色とりどりの高山植物の共演が見てとれます。
●南アルプス林道バス(伊那市HP)
http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=884&of=1&ik=1&pnp=38&pnp=884&cd=12013
雲上の紅葉と駒ヶ岳ロープウェイ
(提供:中央アルプス観光)
一方、中央アルプスはというと、バスではなく、ロープウェイ!
駒ケ岳ロープウェイは、しらび平駅から千畳敷駅までをつなぐ、日本最初の山岳ロープウェイ。
長さ約2,333.5m、高低差は日本最高の950m、終点の千畳敷駅もこれまた日本最高地点の標高2,611.5mと、
普通のロープウェイとは一味違います。
切り立った山肌や、木々たちが生い茂る緑の雲海など眼下に広がる絶景を見ながらのおよそ7分半の空の旅はもう少し乗っていたい!と思ってしまうほど。
終点の千畳敷駅からは、遥か遠くの南アルプスまで一望でき、天気が良ければ富士山も見えます。
夏の千畳敷は天空のお花畑!雲海の向こうには南アルプスが!
(提供:中央アルプス観光)
紅葉の千畳敷カール
(提供:中央アルプス観光)
カールとは、約2万年ほど前の氷河期に、流れる氷河によってお椀のように削られ、形づくられた地形のこと。
千畳敷は、畳を千枚敷けるくらいの広さがあることから名付けられました。
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