2014.03.27 [■四季彩だより~信濃の国から~]
<最終号>四季彩だより~信濃の国から~
3月も残すところあと5日となりました。
新学期、新入生、新社会人・・・ あらゆることに“新”の文字が輝く4月までもう少し!
皆さんに長野県の様々な魅力をお伝えしてまいりましたこのメルマガも今回が最後の発行となります。
最終回は、信州が全国に誇る桜の名所をご案内します!!
信州は、これから春爛漫の季節に包まれ、皆さんを温かく迎えてくれます。
(桜とアルプス)(画像提供:伊那市観光協会)
信州の桜の名所といえば、「高遠城址公園」!
高遠城は諏訪氏一門の居城として築城され、戦国時代には武田信玄支配下となり、家臣であった山本勘助らにより大規模な改築が行われました。江戸時代には、現在、NHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台となっている会津若松藩の初代藩主である保科正之が高遠藩主を務めていた時期もありました。
城は廃藩置県により取り壊しとなり、城内は荒地となっていましたが、明治8(1875)年頃から旧藩士達が桜の馬場から桜を移植しはじめ、次第に現在の城址公園となってきました。
(桜の雲に包まれる「桜雲橋」)(画像提供:伊那市観光協会)
(桜・桜・桜・・・)(画像提供:伊那市観光協会)
高遠の桜は「タカトオコヒガンザクラ」という高遠固有の種で、「ソメイヨシノ」より小ぶりで、赤みのある花を咲かせます。
園内には約1,500本以上の桜があり、「天下第一の桜」として古くから全国的に有名で、花見のシーズンには、全国各地から25万人以上の観光客が訪れます。
(妖艶な夜桜)(画像提供:伊那市観光協会)
満開時の公園内は、タカトオコヒガンザクラの薄紅色一色に染まり、桜の雲の中に入り込んだような感じを覚えます。
また、園内からは遥かに残雪の中央アルプスの山々を望むこともでき、高遠の春を肌で感じていただけるのではないでしょうか。
今年は、4月1日~4月30日まで「高遠城跡公園さくら祭り」が開かれます。
春の陽射しに輝き、そよ風に花びらをゆだねる“天下第一の桜”に酔いしれてみてはいかがでしょう!!
◆高遠城址公園さくら祭り
http://takato-inacity.jp/h26/
◆伊那市の観光についてはこちら
http://inashi-kankoukyoukai.jp/
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