2013.12.26 [■“しあわせ”発見~信州巡り~]
<VOL.245>“しあわせ”発見~信州巡り~
~北アルプスの山懐に抱かれて~感動 体験 四季のたび~(2)
みなさん、こんにちは!
楽園信州・“しあわせ”発見~信州巡り~、ナビゲーターのリンダです☆
し(四季・自然)・あ(味)・わ(技)・せ(生活・文化)
の4つのテーマをもとに、長野県内各地域の魅力をご紹介している『“しあわせ”発見~信州巡り~』。
第7回目は、大北地域です!
前編では、1998年長野オリンピックの競技舞台のひとつとなった白馬三山や大北地域の独自ブランド『北アルプス山麓ブランド』をご紹介しました。
★前編はコチラ
後編では、小谷村に伝わる昔ながらの織物や大北地域から新潟県にかけて続く街道をご紹介します!
<古くなった着物をリメイク!小谷村の伝統工芸・ぼろ織り>
2013年も残すところあと僅か…。
お正月や初詣、成人式を控えるこれからの季節は着物を着て過ごす、という方も多いのではないでしょうか?
着物が日常的に着られていた時代とは違い、今では和装で過ごす機会は少なくなってしまいましたが、
着物を着て、帯をキュッと締めると何だか身も心も引き締まったような思いがしますよね。
そんな着物を使った、小谷村の伝統的なワザ(技)をご紹介!
昔の着物や野良着、古い服などを再利用して作られる伝統工芸「ぼろ織り」。
布生地がとても貴重だった時代、古くなった服や着物、手ぬぐいなどを新しく別の布製品として蘇らせる昔ながらの知恵で作られた織物です。
まず、着物などの古着を細く裂き、はた織り機で織り込んでいきます。
でき上がった布は、のれんやかばん、ポーチのほか、カメラのストラップなど、様々な商品に姿を変えます。
ぼろ織りは、使う生地によって様々な色合いの生地に織り直すことができるので、ひとつとして同じものはありません。手織りの生地はなんとも言えない温かみが滲みでています。
ティーマット・メガネケース・コースター…とぼろ織りの使い方は様々
(写真:小谷ぼろ織りの会ホームページより転載)
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