木曽地域振興局林務課のMです。
日ごとに山の葉が色とりどりに変わっていく姿に少しほっこりとする時期になりました。
この紅葉たちが舞い落ちて山の支度が進んでくる11月15日からは、狩猟シーズンが始まります。
県内の森林は、鳥獣保護区、休猟区などを除くとほとんどが狩猟のできる場所になります。
狩猟者の方は、十分に気をつけて狩猟されていますが、毎年国内のどこかで事故が発生しています。
この時期は、間伐や枝打ちなどの山作業の適期でもあり、狩猟と重なる時期に山に入られる方に注意していただきたいことをお知らせします。
①明るい目立つ服装で山にはいりましょう
スギ、ヒノキなどの常緑針葉樹林や落葉が積もった森では、狩猟対象になる褐色から暗褐色のイノシシ、シカや真っ黒なツキノワグマは、景色に溶け込んで人から見つけにくくなります。同様に山にはいる人が褐色、黒色、カーキ、ミリタリーの迷彩などの服装だと、こうした動物に間違われやすいとともに、林内の風景に溶け込んで人が存在することが分かりにくくなります。実際、常緑樹の前に黒色と黄色のジャケットと置いてみると、写真のように黒色は背景の樹木に溶け込んでしまいました。
そのため、森林作業などで入林される際には、できるだけ上着や帽子は、蛍光系のイエロー、オレンジ、ピンク、ブルーなどの自然にない目立つ色の服装にしてください。もし道に迷った等のトラブルの際にも、遠くからも目立つ服装は役に立ちます。
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