2017.05.08 [ 自然・名水・秘境 ]
木曽の山に登ろう!~「南木曽岳」からの眺め
みなさん、こんにちは~! 会計センターのサイクリストKです。
雪解けが進んで、いよいよ登山シーズンの始まりです!! とは言っても、まだまだ標高の高い中央アルプスの山並みは真っ白で、日帰り登山専門の自分にとっては、ハードルが高いので・・・。 標高の低い山から徐々に登って、その様子を紹介していきたいと思います。
今回登ったのは南木曽町の「南木曽岳」です。 登山口は「蘭(あららぎ)キャンプ場」の先にあり、駐車場が3カ所あります。(他に、南木曽駅方面から登る登山道もあります。)
登山口には避難小屋、トイレ、登山案内図があります。登山道もよく整備されていて、標高も低く登りやすいことから、中京圏の登山者に人気の山で、この日も上の駐車場は満車でした。 8時30分、登山届を提出して出発です。
しばらく林道を歩くと、木板を貼った堰堤が現れ、手前の木橋を渡ると登山道の始まりです。堰堤の背後にはそびえ立つ岩山、南木曽岳の南側の山域が見えています。
標高の低い山ですが、登山道は急傾斜の斜面を真っ直ぐに設置されています。これは木段なのか梯子なのか・・・山頂に向かってほぼ垂直に登ります。ちょっとキツイです!(笑) 新しい木段も増え、足元はしっかりとしていますが、傾斜が急なので、踏み外しにはご注意を!
登山道沿いには、「金時の洞窟」や「金時の産湯」(池)といった表示があり、金太郎誕生の地の伝説が残る山でもあります。別名「金時山」だとか!?
また、「木曽五木」に囲まれた登山道ですが、途中で「高野槇(こうやまき)」の林の中を歩くことが出来る区間があり、ほかの山にはない珍しさです。
「木階段」コースと「鎖」コースを選択する分かれ道・・・、どっちを選びますか!(笑)
変化に富んだ登山道を1時間30分ほどかけて登り、「南木曽岳」(標高1677m)の山頂に到着です。残念ながら、山頂周辺は樹木に囲まれていて、展望はありません! でも、ご安心を・・・山頂から、少し北へ下山道を進んだ先に、素晴らしい眺望が待っているのです!
下山道を15分ほど北へ歩くと、目の前に中央アルプスの山並みが広がる絶景ポイントが現れます。避難小屋とトイレも完備、笹の生い茂った丘があり、そこからの眺望が素晴らしいのです。
目の前に「中央アルプス」の山並み、西に「御嶽山」、北に「乗鞍岳」や穂高連峰を眺めることが出来るビュースポットです。
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