総務管理・環境課のとうふです。
前日からの雨で暴れる木曽川。
天気がすぐれない中でしたが、山の歴史館の隣に静態保存されている森林鉄道車両の塗り直しが行われました。
雨に濡れないよう、作業場がブルーシートで覆われた中での開催でした。
新聞の告知によれば作業は9時から16時までの開催でしたが、私はそのうち午後の2時間ほどお手伝いしました。
今回塗り直す車両はかつて南木曽町内を走っていたそうで、「山の歴史館」にはこれと同型の車両(もしかするとまさにこの車両?)が走っている写真も展示されていました。
車両を少し見学します。
小さく、D51など大型機関車に比べればシンプルに思える運転台。
台車には「SAKAI WORKS」の文字。製造会社なのでしょう。
さて、作業に移ります。
私がお手伝いしたのは、機関車の連結器から後ろ、主に運材台車の塗り直しです。
事前にピンク色のサビ止め塗装がされている上を、黒く塗りつぶしていきました。
大きめのハケを使ったので、細かいところまで塗るのは難しい部分もありましたが、他の参加者の方と共同でできる限り頑張りました。
連結器周り
運材台車の“何かしら”(ハンドブレーキ?聞いてくればよかったです…)のハンドル
鎖(おそらく材木の固定用)
あいにくの天気ではありましたが、鉄道車両の塗り直しという貴重な体験をすることができました。
塗り直しの完了後、お披露目の際にはまた見に来たいと思います。
今回の塗り直し活動は県の元気づくり支援金を活用しているそうですが、県のホームページを見ると、今年度は上松町や木曽町でも森林鉄道関係の「元気づくり支援金」事業が採択されています。
「林鉄」の記憶を継承するとともに、新たな観光資源として活用する活動が、広がっているようです。
ぜひ皆さんにも関心を持っていただけたら嬉しいです。
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