2012.09.04 [ 歴史・祭り・ひと ]
あなたの知らない妻籠宿
江戸時代の中山道の雰囲気を今に伝える妻籠宿。
ふだんの夜、軒灯りのほかは真っ暗な闇に包まれます。完璧な美しさです。
(写真:妻籠観光協会)
しかし、毎年8月第4土曜日の「妻籠宿火まつり」は特別な夜。
「火伏せ=無火災」を祈念する伝統行事に、木曽の伝統芸能の披露を合わせて開催。観光客の皆様への賑やかなおもてなしとなっています。
竹灯篭が並ぶ宿場の両端で、松明に小さな火が灯ります。
法螺貝の低い音が響く中、行列はゆっくりと歩を進めます。
本陣前で合流。ここで、松明は、かがり火へと移されます。
宿泊のお客様には、あらかじめお宿で護摩木が渡されています。願い事を一つ書いて、「○○が○○なりますようにっ!」と心の中で唱えながら投入!
見るだけでなく参加できるのがうれしいです
続いて「ふれあい館」にて「伝統芸能の夕べ」へ。超満員御礼です。
まずは、町内与川地区の【白山神社神楽獅子】。200年以上前から伝わる悪魔祓いの舞いです。
次は【木曽踊り】。ミニ講習のおかげで初めてのお客様もすぐにマスターされました。
三味線、太鼓、唄、声・・・。全て生演奏で、地元の本物が揃っているのがいいですね
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