い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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巨樹・古木を訪ねて ~経ヶ岳山麓の巨木~

林務課の巨木マニア Cです。

上伊那の巨樹・古木をご紹介するブログの第2弾は、伊那市と南箕輪村の西部に位置する経ヶ岳(きょうがたけ)山麓の巨木たち。
集落近くの「鎮守の森」の巨木は「地域の人々を見守っている」という点で親しみやすいですが、森の奥の巨人たち(私はそう呼んでいますface02)も、大自然の中で小さな人間を包み込んでくれるようで神秘的です。

でもそうは言っても、まずは、ふもとの集落の大木に会いにいきましょう。
伊那市西箕輪の吹上(ふきあげ)という集落を西の方へ行くと…。いました、いました。
イチョウの巨木です。阿弥陀堂の境内にあり、目通りの幹周は約3.5m。樹齢およそ250年と言われている古木です。

枝から「乳房」のような幹の垂れ下がりが見られますが、これはイチョウの巨木の特徴とも言えるもの。
我が国の様々な地方で、イチョウの巨木が「安産祈願」や「母乳がよく出る祈願」の対象となっていると聞きますが、こうした姿・形から連想されたのかもしれません。上伊那地域では貴重です。長生きしていただきたいものです。

さて、次に経ヶ岳から流れ出る大泉川の源流に行ってみましょう。
林道の終点から歩きはじめると、そこはもう森の巨人たちの領域。今回は県有林の調査です。「山に入らせていただきやす!」と軽い感じで入山すると、なんだか「お前、慣れ慣れしいなicon08」と巨木たちに見られているような気もします。
でもきっと、この奥には巨木の親方(私は勝手にそう言っていますface02)がいるに違いない!と期待を胸に険しい山道を1時間程歩きます。
すると…。

はい、いらっしゃいました。ブナの大木。親方ですよ。幹周りは5m程。
美しい樹形、目にまぶしい葉の緑、年月を感じさせる幹の形。森の巨人たちの中でもその存在感は際立っています。

この森は、南箕輪村にある県有林で、経ヶ岳登山のルート(マイナールートですが…)でもあります。
他にもいろんな森の巨人たちが私たちを迎えてくれますよ。

 クリの大木   ミズナラの大木   ブナの大木(親方とは別)


こんな「住人」もお出迎え(ヒキガエル)

さらに標高を上げていくと県有林のカラマツ林が広がります。徒歩で2時間程かかる険しい山に木を植えた方々のご苦労はどれほどのものであったか。頭が下がります。広葉樹の巨木たちとともに、カラマツたちも山の土を包み込み清らかな水を蓄えています。

歩道の維持管理の調査業務を終え下山。今日無事帰れるのも、山の神様のおかげ、森の巨人の皆さんのおかげです。一礼!

※経ヶ岳山麓には他にも巨樹・古木が多くあります。また紹介させていただきます!
※これまでの「巨樹・古木を訪ねて」は以下のURLでどうぞ。
①権現山のダケカンバ
 https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/nature/564.html
※過去の魅力発信ブログにおける上伊那の巨木コメント記事は以下のURLでどうぞ。
◆「森林(もり)の里親になりませんか?(中川村 陣馬形)(陣馬形山のブナの巨木写真あり)
 https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/local_office/587.html
◆アカマツの巨木をご紹介~伊那市長谷「溝口のカラカサ松」~
 https://blog.nagano-ken.jp/mori/kamiina_forest/823.html

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