2011.05.27 [ 上伊那/森林レポ ]
アカマツの巨木をご紹介~伊那市長谷「溝口のカラカサ松」~
先月、伊那市長谷の鹿嶺高原の森林調査の際に出会った大きなアカマツをご紹介します。
このアカマツの巨木は、「溝口のカラカサ松」といいます。「溝口」は地名で、「カラカサ松」という名は、唐傘のような形をしていることから名づけられたとのこと。推定樹齢は400年。伊那市の天然記念物に指定されており、見事な枝ぶりからは、まだまだその樹勢が衰えていないことを感じさせます。
根元には「山の神」がまつられており、長い歴史の中で、傍の道を通る地域の人々を見守ってきたのでしょう。
県内各地には、多くの巨樹・古木が存在します。長い年月を生き抜いてきた生命力には驚かされます。出張の際などに出会った巨木等、機会があればまた紹介したいと思います。
上伊那地方事務所林務課からのレポートでした。
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