2015.09.15 [ 自然・山・花 ]
南アルプス高山植物保護ボランティアに行ってきました
打ち込み完了時に杭打機を抜き取る作業が一番危険で、一番気を使います。
鉄の塊が頭に落ちたら大変な事故につながるので、ペアで組んだ人と「せーの!」と息を合わせて慎重に抜きとります。
引き抜き中
初の試み!! 強度を上げるため、支柱(C形鋼)の中へ鉄筋を挿入
支柱の建込みが終わったら、垂れ下がった鋼製網を引き延ばしてネジで固定します。
それにしても、柵の外と中の違いは一目瞭然。今回作業した柵内では、7月に開花したと思われるニッコウキスゲの実がなっていました。
ニホンジカによる食害の後、この柵が設置されてから、開花株になるまで7年を要しており、一度被害を受けると本来の姿まで戻るのがいかに大変かが頷けます。
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