2015.09.14 [ 歴史・祭・暮らし ]
大きな古時計に癒されて~登内時計記念博物館
上伊那地域魅力発掘探検隊のT.Oです。
伊那市にある登内時計記念博物館に行ってきました。トノウチって読むんです。
道路を通るたびに看板をみて場所は知っていたのですが、訪れてビックリ、スゴイです。
木立の中に建っています。5月頃はシャクナゲに囲まれて、それはそれはすばらしいらしいですよ。
博物館に入ると、なんとこんなところがあったのか・・・・
まず最初に、ラウンジに案内されて、ディスクオルゴール(18世紀末ドイツ製)に「この1ペニー硬貨を入れてください。」と言われ、硬貨を投入すると、民謡「大きな古時計」の音楽が流れてきました。静かな館内の時間の流れが止まったような・・・癒されました。
この博物館には300点ほど展示されているそうです。所蔵は600点くらいあるらしいです。
その中でもっとも古いのが、今から300年ほど前のこの時計だそうです。
日本の時計も、江戸時代のものがおもしろかったです。江戸時代って、一刻(いっとき)の長さが昼夜、季節によって異なっていたなんて知らなかったなあ。(知らなかったのは私だけかもしれませんが、不定時法と言って、日の出と日の入りに合せて文字盤を設定するのだそうです。)
真ん中の玉が動いて針を動かすピタゴラスイッチのような時計
とってもユニークなからくり時計
アップにすると、こんな人形が並んでいて、定時になると踊りだします。
そして、この博物館の目玉ともいうべき、世界的な逸品が並びます。
世界に20個しかないBreguet(ブルゲ)のシンパティック時計。右下の腕時計を、置時計の上にセットすると、腕時計の時刻合わせができるという 超レアものです。
そして、そして世界に1つしかない時計
Jaquet-Droz(ジャケ・ドロー)製のハミングバード。
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