商工観光課M&Tです。
夏山シーズンを間近に控え、山の花が咲きだす季節となりました。
上伊那が誇る「二つアルプス」のひとつ、南アルプス北部地区では、雪はだいぶ解けてきましたが、まだ解けずに残っている場所があり、危険箇所もあります。
事前に最新の山岳情報を収集の上、必要な装備を用意し、無理のないゆとりのある行程で、雄大な南アルプス登山を安全にお楽しみいただきたいと思います
長野県では、安全な登山のために、山岳情報を提供しています↓↓
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangaku/index.html
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会では、5月3日早朝に春山補導を実施しました
春山補導とは、長野県警や伊那市役所、上伊那地域振興局の職員が、春山登山者の多いゴールデンウィーク期間中に登山補導所を開設し、登山者に対し、登山計画書の提出促進や装備品の確認、登山道の情報提供等を行う啓発活動です。
補導所は、今年新たにチケット売場や売店が整備された仙流荘に開設し、登山計画書の記入用机を用意しました。
仙流荘は、北沢峠行きの林道バス(南アルプスクイーンライン、6/7までは途中の歌宿まで運行)の発車場所となっており、早朝より多くの登山者が来られました。
長野県では、「指定登山道」を通行する場合は登山計画書の届出が義務付けられており、南アルプスの登山道はその指定の対象となっています。詳しくは県公式HPをご覧ください。
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/smartphone/tozankeikakusho.html
最近では、インターネットを利用し提出される方が多くなりましたが、紙で提出される方もいらっしゃり、スタッフによる書き方の指導のほか、危険個所や天候状況などの情報提供も行いました。
今年の春の大型連休期間中は、長野県内では過去10 年間で最多となる『26 件』の遭難が発生し、近隣の中央アルプスでは3月に行方不明遭難が3件続発しました。
登山を計画される際は、今一度、
・その山(ルート)は自身の実力に見合っているか
・必要な装備は携行しているか
・その装備を正しく使用できるか
・「ゆっくり行けば大丈夫」と安易に山を選んでいないか
についてお考えいただき、入山前の準備を怠らず、ご自身の体力と技術に見合った山(ルート)選びをお願いします。
〇記事についての問い合わせ先〇
上伊那地域振興局 商工観光課 振興係
TEL:0265-76-6829
FAX:0265-76-6890
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上伊那地域振興局 総務管理課
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