2014.04.09 [ 地域振興局 ]
第1回信州おもてなし大賞受賞~伊那市立高遠中学校~
「天下第一の桜」と称され、期間中は22~23万人が訪れる伊那市高遠城址公園のさくら祭り。
この「さくら祭り」を支えているのが地域の方々の取組みです。
そして、その取組みのひとつ、「観桜期のおもてなし活動」を実践している伊那市立高遠中学校が、「第1回信州おもてなし大賞」を受賞しました。
3月27日に長野市で開催された信州キャンペーン実行委員会総会での授賞式には、高遠中の小松民敏校長と矢澤亘生徒会長が出席し、阿部知事から表彰されました。
表彰式には信州観光宣伝部長の「こてつ」のお二人も一役買っています。
選考の理由について、九州国際大学教授の福島則子審査員から下記のとおり説明がありました。
「さくら祭り最盛期の土日、校庭を開放し、トイレ掃除や桜茶の振る舞いなどで観桜客をもてなす取り組みに加え、さくらの期間に限らずお客様が見えた時は自発的に掃除をおこなうなど、子どもの時から人をもてなす心を育んでいくということで高く評価しました。」
同校の観桜期の取組みは、昭和41年にグランドを駐車場として開放したのを始まりに、昭和52年からは城址公園の清掃活動などで生徒も関わり、平成11年からは生徒会とPTAの二本柱の活動となり現在に至っているそうです。
生徒が関わってから約40年。ずっと受け継がれてきた素晴らしい取組みです。
基本的には自由参加のボランティア活動のようですが、多くの生徒が参加して高遠城址や桜について事前学習を行い、次のような取組みに加え簡単な観光案内など、「笑顔でおもてなし」を合言葉に実践されています。
【取組み内容】
1.駐車場案内
来訪者への声掛けと周辺の案内図や観光パンフレットの提供
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