2018.11.12 [ その他 ]
伊那西小学校で学校林の調査が行われました。
伊那市の中央アルプス山麓にある伊那西小学校の学校林は校舎のすぐ横にあります。
伊那西小学校では、この学校林を使って林間マラソンやきのこ栽培の他、日々の授業や遊びの場として活用されています。 しかし、松くい虫による松枯れや台風による倒木が発生しており「安全で親しみやすい学校林・学びの森林づくり」に向けた整備が必要となっています。
この森林整備を行うに当たり、今まで様々な形で関わってきた地域の方々の意見を活かしたいと考えており、それには「学校林の今を知ってみよう」と伊那西小学校と同校PTA主催により学校林の調査が行われました。
当日は、朝からあいにくの雨・・・それでも、雨具を着て20数名の皆さんが集まりました。
事務局の㈱やまとわの榎本さんから、簡単な趣旨説明と打合せの後、
まずは樹高あてクイズ。
次に林内を散策しながら
木曽五木の一つのコウヤマキや
オオムラサキの餌にもなるエノキなどを観察した後、
そのうちには雨も上がってきて、2班に分かれて森林調査です。
雨上がりの森の潤いを感じながら、木の名前や太さ、枝葉のつき具合などを調べました。
最後に地元の食材を生かしたお茶菓子をいただきながら、今日の感想などを語り合って、学校林に様々な木があることに感心し、一層身近に感じたようでした。
今回の調査した結果を分析して森の未来に向けた構想を作り、地域の皆さんに相談したうえで、来年度には長野県森林づくり県民税を活用して学校林を整備する予定です。
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