2015.06.09 [ 地域振興局 ]
フラメンコに誘われて小野宿市
林務課rosaです
小野宿市のチラシに書かれたフラメンコ・ライブの文字に誘われて、平成27年5月31日(日)、辰野町の第4回小野宿市へ行ってきました
小野宿市といえば、つい先日、6月6日掲載の井月さんのこころ117でも紹介されていました。4回目とはいえ、すでに伊那谷の名物イベントとなりつつあります
辰野町小野は、平安時代に清少納言の枕草子にも詠まれた、風情豊かな歴史ある山里の町です。江戸期は塩尻から木曽、飯田を結ぶ、国内有数の主要な街道だった旧中仙道。そんな華やかなりし宿場町の時代を偲ばせる、小野宿問屋や町家の内部が一般公開されていました。
町家や問屋の中ではご当主や保存会の方が、お客さんと楽しそうにおしゃべり。どんな会話が?と耳をそばだてると、「御柱の材はどこを通って出てくるの?」とのご質問が。673年から続くとされる小野御柱祭。7年ごとの御柱に使われる伐採木の搬出ルートのことを話されているようです。ディープな会話に、つい、ニヤリ
小野宿は、背後にある霧訪山の形といい街の配置といい、お金が集まり偉人が輩出されるといわれる絶妙な地形。ここに最初に街を開いた方はかなりの知恵者とお見受けいたします。霧訪山が神宿る山として永く信仰されてきたということも、納得です。
フラメンコを求めて街道をプラプラいくと、「夜明け前」で有名な小野酒造店の前に社長さんと、そして、人だかり!
先日の井月さんのこころで全国新酒鑑評会金賞受賞と絶賛されていた、あの銘酒「夜明け前」の蔵元です。お客さんが次々に、お店の脇の小道に入っていきます・・・
なんだろな?と塀に貼られた矢印に従って進むと、蔵開き&「夜明け前」新酒試飲会の会場が現れ、素敵な大正浪漫なカップルがお猪口をお買い求めになっているところでした。
さらに奥に進むと、酒蔵の前は、利き酒用のお猪口を持った人で大賑わい!中を覗き見ると、新酒がズラリ!! 皆さん、お好きな銘柄を前に、職人さんについでもらっています。日本酒好きには、たまりませんねぇ
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