2025.06.26 [ 自然・山・花 ]
登山家 渡邊直子さんと木曽駒ヶ岳へ登る
こんにちは、環境・廃棄物対策課のY崎です。
日本人女性として初めて8千メートル峰14座を全制覇された登山家 渡邊直子さんが来県し、6月21日(土)に伊那市でトークイベントを、22日(日)23日(月)は「木曽駒ヶ岳の冒険」と題して 楽しく語らいながら一緒に山を楽しむという企画が催され、23日 雨の中 参加しました。
※木曽駒ヶ岳山頂にて 一番手前の黄色×青色の雨具を着ていらっしゃるのが渡邊さん 写真は渡邊さん提供
これは、「伊那山の会」所属の伊那市在住 林雅樹さんが、渡邊さん主催のヒマラヤトレッキング企画に参加、その後 直談判をし、地元企業の協力も得て実現したイベントです。林さんのご尽力の賜物です。 私はTBS系列「情熱大陸」で渡邊さんを知っていましたが、 “渡邊さんに会える・・・”とこの日を心待ちにしていました。この2日間で、渡邊さんファンの 長野県内はもちろん北海道、茨城、東京、山梨、静岡、群馬、大阪、鹿児島等々から年齢もさまざまな65名が参加しました。
長野県民あるあるでしょうか、中学校行事の登山は苦しくて辛いことが楽しさを上回ってしまい山登りなんて嫌だ・・・と思うようです。私も中学2年生の時に木曽駒ヶ岳に登ったきり登山は封印していましたが、数年前に友人の誘いをきっかけに山歩きを始め、今では山頂のすがすがしさや心地よい疲労感が苦しさを上回るようになりました。今回は、木曽駒ヶ岳再挑戦!!の思いもあり参加しましたが、横殴りの風雨に恐れをなし宝剣山荘までで断念。小学生の参加者と本隊を待ちました。頂上ではヒョウが降ったそうです❄
頂上まで行くことはできませんでしたが、皆さんと楽しくお話しながら、時には助けてもらいながら嵐の中をまさしく冒険しました。初対面なのに「直子さん」と呼んでしまいたくなる渡邊さんの気さくなお人柄、林さんはじめとするスタッフの皆さんのきめ細やかなフォローのおかげで最高の一日になりました。
目の前に素晴らしい山々があるのに、自ら 長い間 遠ざかっていてもったいなかったなと改めて思いました。今後もこのようなイベントの計画があるようです。渡邊さんのようなプロに種まきをしていただき、山登りする人のすそ野が広がることを期待しています。
※写真は 大阪府 小谷さん提供
前日の登山は天気が良く、南アルプスの山々そして富士山も見えたそうです。この日は御覧のとおり視界不良。
例年より雪渓が残っているのに高山植物がすでに咲き始めている・・・山の上の気候も変化してきているそうです。
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