2012.10.01 [ 歴史・祭・暮らし ]
地域の元気創造中!~狼煙リレー~
こんにちは! 地域政策課のSです。
地域発元気づくり支援金事業を活用した事業をご紹介します。
9月8日(土)「南信州狼煙リレー」が行われました。
この狼煙リレーについては、前回のブログでもご紹介しましたが、戦国時代の武将である武田信玄が、情報伝達の手段として構築した”狼煙”を再現する取組として実施され、この日は昨年参加した、中川村と伊那市西春近に加え、飯島町・伊那市東春近・伊那市富県も参加しました。
それでは、当日の様子を中川村の陣馬形山頂からお伝えいたします。
まずは、道中の案内に従って山頂まで。
山頂では、既に狼煙の準備も整い、傍らでは火おこしの体験も。
開会に合わせ、子供達の和太鼓の演奏が行われました。
下伊那地域の狼煙が確認できれば点火ですが、残念ながら雲により狼煙が確認できないため、予定された9時20分に点火となりました。
今年は煙への色つけを試みました。青い煙が出てきました。この後、青い花火となって会場を驚かせました。(残念なことにその瞬間は撮影できず)
さて、場所を変えて物見櫓へ。高さ5mくらいありましたが、登って上伊那管内の狼煙を探してみました。
眼下に広がる飯島町から狼煙が上がっています。
伊那市内の方向は残念ながら雲により確認できず。代わりに別の場所(伊那市富県)で撮影した伊那市西春近(物見や城)から上がる狼煙をご覧ください。少し分かりにくいですが、山の中腹から上空の雲の方に真っ直ぐ上がっている煙が狼煙です。
狼煙上げの後は、伊那谷の路の歴史について学習会が開催され、東山道・春日街道・伊那街道について史跡を学ぶことができました。
学習会の後は連凧揚げ。風の中を舞い上がる連凧の様子です。
今年は、あいにくの曇り空で、狼煙リレーとはいきませんでしたが、狼煙が重要な連絡手段であったことは実証されたようです。
さて、今回会場となった陣馬形山ですが、普段はキャンプ場として、また素晴らしい景色も眺めることができますので、一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
<山頂からの眺め>
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