2012.09.28 [ 自然・山・花 ]
中川赤そば花まつり ~ピンク色に咲く高嶺ルビー~
暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものです。
やっと秋の話題が相応しい気候になってきました。
そこで我々は、9月21日、中川村に出張の折、赤そば畑に立ち寄ることを思い付きました。
その赤そば畑は、JR飯田線伊那田島駅のすぐ近くにあります。
車で国道153号を南下した我々は、地元の方に教えていただいたとおりに「いげた屋さん」という食堂を過ぎてすぐのガソリンスタンドを右折し、すぐ左折、前沢川を渡ったところで側道から山に登ります。
後は一本道。
こんなところにあるのかな、といささか不安になりながら数分登ると…ありました。
こちらが赤そば畑です。
そば畑は一面きれいなピンク色に染まっています。
(※ ピークに向けて、徐々に赤みが増していくそうです。)
どうですか?遠方の山々や木々とのコントラストが実に美しいでしょう?
このそばは、「高嶺ルビー」という品種で、1987年に信州大学の氏原暉男教授(当時)が、ヒマラヤの標高3,800mのところに咲く、赤い花のそばを持ち帰り、タカノ株式会社(宮田村)と共同で品種改良したものです。
その花が真紅に咲くことから、高嶺ルビーと名付けられたんですね。
食べるそばとしては、特に変わった味がするわけではなく、特に観賞用として珍重されているそうです。
ちょうどこの日は「赤そば花まつり」を開催中。
看板には「9月中旬から10月中旬」が開催期間とありますが、今年は10月8日(月)までの開催。
出店では、地元の特産品の他、ソフトクリームも売っています。
そして、会場入口には、こんな気になる看板がありました。
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中川赤そば花まつりにようこそ
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