2012.10.18 [ 歴史・祭・暮らし ]
地域の元気創造中!~ベネズエラの文化を楽しむ~
こんにちは! 地域政策課のSです。
地域発元気づくり支援金を活用した事業をご紹介いたします。
駒ヶ根市では、平成21年度に実施した「中南米・カリブ諸国駐日大使訪問事業」で継続的な交流を約束した国の一つである「ベネズエラ」との音楽イベントを開催するようになり、今年で3回目を迎えます。
<ベネズエラ:世界地図で場所を確認・・・またしてもここはどこだ?・・・下の地図の-ボタンを何度かクリックして広域にしてみよう!・・なるほど!・・>
今回、私は10月15日に開催された音楽祭と音楽ワークショップ、9月29日に音楽祭のプレイベントとして開催された、ベネズエラ料理教室&映画上映会を取材してきましたので、その様子をお伝えいたします。
まずは音楽祭。駒ヶ根高原美術館多目的ホールで「シモン・ボリバル弦楽四重奏団」による演奏会が開かれました。メンバーの皆さんは世界各地で活躍されており、今年は日本国内だけでも7か所公演するそうです。この日は200名ほどの皆さんが会場を訪れました。
(会場の様子)
ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロが奏でる音色は、繊細で、時に躍動感もあり、素晴らしい演奏でした。
(シモン・ボリバル弦楽四重奏団の皆様)
この日の午前には、赤穂小学校、赤穂東小学校で音楽ワークショップが開かれました。赤穂東小学校では、駐日ベネズエラ大使館の文化担当官と音楽ユニットの皆さんが、マラカスや太鼓、ギターに似たクアトロなどを使ってベネズエラ音楽を披露。
演奏の後は、児童による竹と石を使った太鼓の演奏体験。
この後は児童からの質問を受けました。児童も最初は遠慮がちでしたが、ベネズエラのいいところは? 弦楽器は他にはどんな種類があるの?など、終了時間を過ぎても質問が続いていました。子供達も貴重な体験ができたと思います。
続いて、音楽祭のプレイベントとして企画された料理教室です。食を通じてベネズエラを身近に感じようと今回初めて開催されました。この日は30名程が参加。最初にベネズエラ協力隊員の帰国報告をお聞きしてから、各グループに分かれ料理に取りかかりました。
この日用意されたレシピはアレパ(とうもろこし粉のパン)、ペリコ(具入りスクランブルエッグ)、パペロン・コン・リモン(ブラウンシュガーのジュース)などです。
皆さん火加減を見ながら奮闘中。
(できあがりました!皆さんでいただきます)
午後は、「音楽が社会をどう変えたのか」という、ベネズエラ映画が上映されました。
料理や音楽を通じてベネズエラ文化を楽しむ。
皆さんもぜひ国際交流事業にご参加いただき、異国の文化を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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