2015.12.19 [ 歴史・祭・暮らし ]
榾の明りに 【井月さんのこころ145】
また、国譲りを条件に建てられた巨大な神殿出雲大社の「心の御柱(しんのみはしら)」や「御柱(おんばしら)」の長さ等については、遡回その39に記しました。
2013年12月14日 獣や大根に恩を感ずるように【井月さんのこころ39】
御諏訪様(建御名方命)の父神・兄神を主神に祀る天賜勅材の矢彦神社は、信濃国二之宮であるとともに上伊那郷54か村の総鎮守でもあります。その式年造営御柱大祭(御柱祭)は、次々回寅歳の諏訪御柱よりも5年早く、再来年酉歳に225回目が行われます。
井月さんが詠んだ木遣音頭の句や、諏訪御柱と小野御柱の木遣唄の違いなどについては、その59で紹介しました。
関連記事:2013年8月31日 七草咲く穂屋祭の頃【井月さんのこころ24】
関連記事:2013年7月6日 鯇(あめのうを)捕まえる頃【井月さんのこころ16】
さて、寒くならないのも困りものですが、いくら暖冬でも、朝晩は火が恋しい季節です。今年も薪ストーブを焚き始めました。
暖冬や神武以来かエルニーニョ 青巒
雪を欲しさに泣くスキー場 朴翆
今週の結びは、愚良子先生のこの句です。
「春日愚良子句集」から
榾の火に手と脚ひろげ近づけぬ 愚良子
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