6月22日(土)にふるさと体験木曽おもちゃ美術館で行われた、上伊那地域こども応援プラットフォーム※1開催の研修会に参加してきました。こどもの居場所を運営している方、行政の方など18名の方が参加されていました。
※1:行政、NPO法人、社協、民間団体で構成され信州こどもカフェを普及拡大するための情報共有や連携促進に取り組む民間の組織
「ふるさと体験 木曽おもちゃ美術館」って?
木曽町にある旧黒川小学校の敷地を利用した、遊びながらおもちゃの魅力を伝える体験型美術館です。
午前中はおもちゃ美術館を体験しました。美術館に入ると直ぐ正面に、堂々とした木曽ヒノキ(樹齢250年)があり圧倒されました。入り口周辺には木のプールやけん玉などがあり、大人の皆さんも夢中になって遊んでいました。
2階にはごっこ寿司屋や木材を使ったおもちゃ、カードゲームなどがあります。特殊な形をした積み木を積み上げたときはちょっとうれしくなりした😊😊
さて、午後は東京おもちゃ美術館副館長の橘高(きつたか)はるみ氏による講演会がありました。タイトルは「おもちゃが赤ちゃんからシニアまで多世代に与えるもの」です。橘高さんは、子育て支援施設長、焼津こども美術館副館長を経て現在に至っております。
少しだけ紹介すると。。。
・日本のこどもを日本文化で育てたい。
研修会の最初に鍵盤の長さが同じという少し不思議な木琴を、沖縄の民謡を演奏しながら紹介していただきました。優しい音にとっても癒やされました
普通の木琴は音階で鍵盤の長さが違いますよね。木材の種類と職人さんの巧みな技により音色を変えているとのことです。すごい技ですね😲きっと心地よい音色に子どもたちも癒やされそうですね。
・おもちゃは高齢者にも刺激的
トレインホイッスル(汽笛の音を鳴らす木のおもちゃ)のエピソードを紹介くださいました。認知症でお話することが少なくなられた方もこの音を聞くと懐かしく昔を思い出し、饒舌になられたというお話もされていました。(実際の写真がなくてすみません💦 )
講演会の終盤にグループに分かれ、おもちゃで遊びました。
バランスゲームやカードゲームを楽しみました。
・まとめ
おもちゃを集めた施設ということで、大人は退屈かと思いきや気づけば誰よりも夢中になっていたかもしれません。おもちゃは、赤ちゃんからシニアまで楽しめ、多世代をつなぐとても良いツールだと思いました。
参加者のほとんどの方が、アンケートで”満足”とご回答いただきました。
本日の研修会が、今後の居場所作りにお役立て頂ければ幸いです。
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