2013.08.15 [ 職員のみつけた情報コーナー食文化 ]
上小地域のおいしいカレー(5)
地域政策課のYです。
上小地域のおいしいカレーを紹介するシリーズの5回目です。 前回のブログは → (1) (2) (3) (4)
◎高原のペンションでいただくキーマカレーと手打ち蕎麦のセット
長和町から白樺湖方面へ国道152号線を登っていって、姫木平というペンションのたくさんある地区にあるのが「ウォールデン」。ペンションもやっておられますが、ここのレストランでは、カレーと手打ちそばがいただけます。
両方食べたかったのでオーダーしたのが「キーマカレー・そばセット」。
出てきました。そばもカレーもほかの店なら一人前の量がありそう。カレーのレポートなのでカレーをまずいただくのが筋ですが、そばがのびてはいけないのと、味の濃いカレーを食べてしまうとそばの味がよくわからなくなるので、そばから食べます。ご主人が朝打ったという手打ちそば。粉の味もいいですし、コシもあります。苦そばと言われる「ダッタンそば」もあります。ダッタンそばは長和町の特産になったといってもいいでしょう。苦そばなのに、長和産のものはどういうわけか苦くないんです(こちらのブログで紹介しています)。
次にキーマカレー。ひき肉のカレーですよね。中辛・大辛・激辛がありましたが、中辛を注文。
ご飯は玄米ご飯です。ヨーグルトが付いていたのでかけて食べます。ひき肉を10数種類のスパイスで煮込んだといいます。水気がほとんどなくなるまで煮込まれていて、味もしっかり。辛いですが、玄米ご飯と一緒に食べるとちょうどいい。ヨーグルトを混ぜた部分はまろやかになります。
◎上田城の石垣がある古民家でいただく薬膳カレー
昨年(平成24年)3月にオープンした「木屋平 丸山平八郎茶屋」。こちらのブログで紹介しています。その1 その2 その3
江戸時代から材木商を営んでいた丸山平八郎。木屋平は屋号です。明治になって廃藩置県で上田藩がなくなって上田城が売りに出されたとき、買い取ったのが11代目の平八郎。その12代が本丸跡地を上田市(当時は町)に寄付しました。その丸山家の私邸がお城近くにありますが、そこを茶屋にして、住民や観光客に来てもらおうということで整備がなされました。
ここは、土日に開館していて、館を運営している「NPO法人信州上田文化デザイン研究会」が独自のイベントを開催するほか、一般の方にセミナーなどで貸してくれています。
「茶屋」ですから飲食物も提供していて、コーヒーや「高麗人参茶」などの飲み物、うどんやおはぎがありますが、「薬膳カレー」はイチオシの名物ですね。
カレーには、生姜やクコの実を使っているそうです。食べてみると、おいしいカレーですが、普通のカレーと比べると、うまく表現できませんが、「あー、これが薬膳か」と妙に納得します。薬くさいわけではありませんよ。
建物の脇を流れる矢出沢川の横に見えるのは、上田城の石垣を持ってきたものです。山田洋二監督の「たそがれ清兵衛」のロケで使われたところですが、きれいな石積みです。建物の中からも外からもいい雰囲気の中でおいしい食べ物、飲み物をいただける場所ですね。
↓↓↓ お店の場所はこちら ↓↓↓
ウォールデン
住所:長和町姫木平3518-2664
電話:0268-69-2659
地図:
平八郎茶屋
住所:上田市常盤城3-7-37
地図:
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