じょうしょう気流 「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

じょうしょう気流

「上小(じょうしょう)地域」と聞いて、みなさんは長野県のどの地域を思い浮かべますか?「上小地域」は、上田市、東御市、小県郡長和町、青木村の2市1町1村からなり、群馬県の西側に接する地域です。「上小」には自然、歴史、文化、おいしい農産物など、さまざまな魅力がありますが、それらを上田合同庁舎の職員の目で見て綴り、皆さんにご紹介してまいります。

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「上田紬」が信州ブランドアワード2018で“地域ブランド部門賞”を受賞しました!

こんにちは!商工観光課のしらり~です。

古くから養蚕業が盛んだった上田では生糸を経糸に、真綿から紡いだ紬糸を緯糸に用いて織り上げた「上田紬」という紬織物があるのをご存知でしょうか?
裏地を3回取り換えられるほど長持ちする丈夫さが特徴であり、落ち着きのある光沢と独特の風合いが持ち味となっています。

さて、上田地域振興局では例年「信州ブランドアワード」にエントリーしています。「信州ブランドアワード」とは当地の優れたブランドを選考・周知して地域の魅力を高め、信州全体のブランド価値を底上げしようと2004年に始まりました。
15回目となる今回、「上田紬」を推薦したところ、一次選考通過、最終選考で「地域ブランド部門賞」という栄えある賞をいただくことができました。

   

「信州ブランドアワード2018」の発表・表彰式は、平成30年12月5日(水)に「信州ブランドフォーラム2018」で行われました。表彰式には上田紬織物協同組合の代表理事が、上田産の絹で織ったストールをネクタイにして参加していました。

  

着物離れが進む中で、和服に留まらず洋服生地、小物など現代の生活にマッチする工芸品とする取り組みが評価されました。また、長い歴史に裏付けられながら職人の数だけ個性がある自由な気風をもつことから、地域として新たな伝統工芸品の在り方を提案されることを期待し「地域ブランド部門賞」に選定されました。

300年を優に超える歴史を持つ上田紬は職人の創意工夫により、新しい時代に受け入れられるブランドとして職人それぞれが常に前進しています。
着物は高価で着るのが面倒、着る機会がないからという理由で着ないという傾向があります。職人の上田紬への思いが現代のライフスタイルに合った商品の開発も進めています。伝統工芸品である「上田紬」をもっと身近に、もっと気楽に、見て触れて感じてほしいと思います。

 

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