令和6年 上田地域の県政おもなできごと 後半です。
8月 人口戦略策定に向けた意見交換の実施(企画振興課)
人口減少下でも活力ある社会を維持・向上させるため、行政・産業界・地域など様々な方と共に取り組む戦略の策定に向け、知事・副知事が県内10地域で意見交換を実施しました。
上田地域では、副知事が「上田グローバル共生社会づくり研究会」の皆様と持続可能な地域産業や外国人材との共生社会づくりなどをテーマに意見交換を行いました。
8月 新規就農者激励会を開催(農業農村支援センター)
上田地域で新たに農業を始めた人たちを激励する「新規就農者激励会」を開催しました。
新規就農者には、現在の状況や今後の目標について語っていただき、先輩農業者からは激励の言葉が送られました。
地域農業を支える担い手育成のため、新規就農者の経営安定および発展を支援してまいります。
9月 青木中学校で「職場体験学習・防災学習」を実施(建設事務所)
青木村の青木中学校で、「職場体験学習・防災学習」を開催しました。
令和元年東日本台風の復旧工事に関わった地元建設業者の「体験談」や子育てと仕事を両立させて建設現場で働く「女性の声」を通じ、業界の状況を知っていただきました。
また、流域治水や耐震化の模型を使用して、村の防災対策や災害発生のメカニズムなどについて実演、説明しました。
生徒自身の防災対策に、また、地域の防災活動の担い手につながることを期待します。
10月 「第29回全国棚田(千枚田)サミット㏌上田」の開催(農地整備課)
「全国棚田(千枚田)サミット」が上田市で開催され、県内外から棚田の保全活動を行っている方など約500人が参加し、棚田を次世代に継承していく方法など考えました。
式典では、豊殿小学校によるオリジナルソングの披露、能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市の「白米の千枚田」復興の取組の報告、また稲倉の棚田の事例発表などが行われました。
「日本の原風景」と呼ばれる棚田がより多くの人々と関わり、次の世代へ引継がれていくことを期待します。
12月 「地域発 元気づくり支援金」活用事業の優良事例を表彰(企画振興課)
令和5年度に「地域発 元気づくり支援金」を活用して実施した事業のうち、モデル性や他地域への波及効果などが特に優れている2事業を優良事例に選定し、表彰式を開催しました。知事賞には、長島自治会の「地域住民と神科小学校児童による玄蕃山里山整備」事業が選定されました。
優良事例の紹介を通じて、地域づくりに取り組む機運を醸成し、地域の元気づくりを促進してまいります。
12月 国道254号荻窪・平井バイパスが完成、供用開始(建設事務所)
上田市と松本市を結ぶ国道254号荻窪・平井地区にバイパスが完成し、供用開始しました。
これにより、急カーブ、狭い幅員、歩道の設置等、安全面での課題が解消されるとともに、近隣住宅地の騒音・振動等、生活面での改善も図られました。
また、通行量が多く、とりわけ大型車の往来も多い基幹道路であることから、観光振興・物流等の面からも期待されています。
通年 上田地域の伝統的工芸品の魅力発信・販路拡大に向けた取組(商工観光課)
地域内外の方に、上田地域の伝統的工芸品(上田紬・農民美術・手作り打上花火)の魅力を再発見してもらうことにより、販路の拡大につなげるため、「鹿教湯温泉 食・浴の秋祭りウィーク」において、伝統的工芸品の展示と製作体験を実施するとともに、花火の打上げを行いました。(10月)
また、現代の生活空間に融合し、日常生活をより豊かにする伝統的工芸品の良さを実感していただくため、住宅展示場のモデルハウスにおいて、展示と製作体験を実施しました。(11月)
通年 上田地域の観光振興に向けた取組(商工観光課)
上田地域の魅力の向上と発信による人を惹きつける観光地域づくりを官民一体となって推進するため、「上小地域観光戦略会議」を開催しました。(5月)
戦略会議のもとに設置した「サイクルツーリズム分科会」、「上田地域食材活用分科会」において、民間事業者にも参画していただきながら、各テーマの実現に向けた取組を推進しました。(7月、10月、11月)
また、「道の駅 美ヶ原高原」において、「上田地域 秋の観光・道の駅周遊促進キャンペーン」を開催し、地域の観光PRを行うとともに、管内7か所の道の駅と連携し、地域内で観光客等の周遊を促進する取組を実施しました。(9月)
通年 県民参加型予算等による「ワインを活かした観光地域づくり」の取組(商工観光課)
県民の皆様の新たな発想や問題意識を取り入れた、「県民参加型予算」で提案された、観光客等が気軽にワインを楽しめる環境を整備するための「ワイン提供機器整備支援事業」及びワイン・ツーリズムの周遊先となる観光拠点を創出するための「遊休不動産を活用したワイン関連ビジネス創出事業」を実施しました。(4月~)
また、「地域振興推進費」により、小規模なワイナリーなどに代わって、観光客等にワイナリーやワインを紹介できる人材を育成する「ワイン・ツーリズムサポート人材育成事業」を実施しました。(7月、8月、10月、11月)
通年 地域の人手不足の解消と産業人材の確保に向けた取組(商工観光課)
「『長野県就業促進・働き方改革戦略会議』上田地域会議」を開催し、地域における若者の就業促進や、外国人材誘致・地域との共生等について、地域における取組事例の共有や意見交換を行いました。(7月)
また、地域の産業人材の確保を図るため、外国人留学生に注目し、事業者の留学生に対する「事業PR力」を高め、「採用力」を強化することを目的として、「上田地域 外国人材活用スタートセミナー」及び「地域の事業者と留学生をつなぐマッチング交流会」を開催しました。(10月、11月)
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