地域政策課のＹです。

上小地域のおいしいカレーを紹介するシリーズの３回目です。　前回までのブログは　→　（１）　（２）

◎大学生にも人気のインドカレー

　最初のお店は、信州大学繊維学部に近いところにある「マサラ・キッチン」。上田市の踏入という地区にあります。イオン上田ショッピングセンターの向かいです。ここは、前回ご紹介した「ジャイプール」と同様インドカレーのお店です。こちらもインド人フェフが作ってくれています。この辺のインドカレーの双璧でしょうか。焼きそばで言うなら「福昇亭」と「日昌亭」。
私は、ランチで時々伺います。この日は、奮発して「スペシャルランチ」。カレーが２種類選べます。「チキン」と「野菜」を頼みました。ランチでは、ほかに「マトン」と「本日のカレー」がありました。待つことしばし、ワンプレートで出てきます。カレーの辛さは５段階。この日は真ん中の３にしました。標準の２よりちょっと辛い。２つのカレーとも食べたすぐはそう辛いとは感じません。でも食べ進むとだんだん汗が出てきます。ナンを手でちぎってカレーに付けて食べたり、タンドリーチキンを手で持ってかじっているので手が汚れていて、ハンカチをズボンから出すわけにもいかず汗を垂らしながら食べてます。
そうそう、スペシャルランチには、鶏肉にスパイスしてタンドリー（インド料理で使われる円筒型の窯）で焼いた「タンドリーチキン」と、鶏のひき肉にスパイスを混ぜて金串に巻いてタンドリーで焼いた「シークカバブ」も付いています。これもおいしい。ナンとサフランライスが付いていますが、まずこっちの二つをいただきながらライスを食べ、次におもむろにカレーとナン。と、その前に野菜サラダを食べないと、炭水化物で血糖値が急激に上がります。
ナンは、モチモチというよりモッチリ。抽象的でわかりにくいですが、手でちぎると餅の様に伸びるのではなく、食パンをちぎる感じでしょうか。分厚くておいしいです。ナンは食べ放題。学生さんたちがおかわりしているのを何度も見ましたが、若い人にとってはありがたいですね。
食後に、アイスクリームとチャイ（インド風のミルクティー）が出てきました。合同庁舎から１ｋｍ以上はあるので、ゆっくり歩いているとお昼休みが終わってしまいますが、お腹いっぱいで速く歩けません。それでも、行くときに早足でいったので、１時５分前に到着。汗も引いていました。

◎信州の鎌倉にある洋食レストランでいただく本格カレー

　次は、上田市の塩田平にある洋食レストラン「倉坂」。上田のカレーの老舗「ベンガル」（こちらのブログをどうぞ）で修業されたご主人が開いたお店です。ここは、何回かお邪魔しましたが、「タラバガニのカニクリームコロッケ」や塩田産の味噌を使った「若鶏の信州味噌焼き」、写真にはありませんが「ドイツ風トンカツ」などいろいろな洋食をいただけます。
カレーは、ビーフやポークなど基本のメニューがあります。この日は「チキンカレー辛口」をオーダー。「どのくらい辛くしましょうか？」と奥様に聞かれましたが、多分相当辛くもできそうです。「ちょっと辛いくらいで」とお願い。ベンガルで修業された方ですから、当然おいしいだろうと思っていましたが、やっぱりとても美味。ベンガルと同じようにカレーポットにカレーが入って出てきました。店内が薄暗いので写真でははっきり写っていませんが、鶏モモ肉のほか、玉ねぎの薄切りやミニトマトが入っています。私もチキンカレーは自分で作りますが、相当の時間煮込んでもこの店のような味は出せません。玉ねぎはみじん切りでなく薄切りで、形もあまり崩れていないので、そう煮込んではいないと思いますが、ルーは時間をかけて作っているんでしょうねえ。硬めに焚いたご飯に合います。
店内は、落ち着いた感じのいかにも風情のある洋食レストランぽい雰囲気。洋食レストランだから当然と言えば当然ですが、ゆっくり時間をかけて食事を楽しみたい人にはとてもいいです。私の好きなお店の一つです。

↓↓↓　お店の場所はこちら　↓↓↓

マサラ・キッテン
住所：上田市踏入２－１－１５
電話：0268-21-0723
地図：

倉坂
住所：上田市新町１５３
電話：0268-39-0350
地図：