信州森林づくり応援ネットワーク

あなたにちょうどいい森林との付き合い方を探す場所、それが「信州・森林づくり応援ネットワーク」です。楽しみ方を発見すれば、森林との距離はグッと縮まりますよ。信州には、森や山などの自然に魅了されている多くの人がいます。そんな人々が、きっかけのほしいあなた、つながりを求めているあなた、スキルアップしてみたいあなたをご案内します。信州の木を使った取組の話題もありますよ。

急な山や奥山から木材が出せる架線集材

長野県林業総合センター指導部です。

県内の森林の中には深い谷や急峻な地形のため、道路がなかったり、道路を開設するのが困難な場所がたくさんあります。こうした場所から木材を搬出するためには、下の写真にあるようにワイヤロープを張り、山の中から道路の脇まで木材を運び出す「架線集材」が有効です。

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架線集材は、皆伐作業が盛んな時代には、広く使われていましたが、間伐が中心となっていた昨今では使う人も少なくなっていました。しかし、木材資源が充実し、国産材が見直されるようになると、道路がない奥山や急峻で道路開設が困難な場所からも木材を搬出できる架線集材が見直されてきました。

そこで、林業総合センター指導部では、下の写真のような昔からある集材機を使った架線集材の現場で工程調査を始めました。

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林業関係者でも、架線集材そのものを見る機会が少ないことから、朝日村での調査に際しては、松本地方事務所林務課の林業普及指導員や役場の職員にも協力をお願いし、下の写真のようにみんなで一緒に調査を行いながら架線集材の現場を知ってもらいました。

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最近では、使いやすさを追求した「タワーヤーダ」と呼ばれる高性能林業機械の架線集材機も登場しています。

このような新しい機械になると興味を持たれる林業事業体の方も多いので、売木村での私たちの調査にあわせて、実際の搬出作業を見ていただく研修会を開いたところ、いくつかの事業体が参加してくれました。

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当日は、事業体の担当者から現場の説明をしていただくとともに、機械を開発しているメーカーの担当者からも機械の特性や能力などについてお話いただきました。

調査終了後は事務所に戻って解析です。

現場でビデオカメラを使い作業の様子を撮影してきましたので、下の写真のようにコンピュータを並べてコマ送りで分析し、効率的な作業につなげるヒントを探していきます。

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このように林業総合センター指導部では、架線集材に限らず、様々な作業の工程調査を行い、効率的な作業方法を追求したいと考えています。

これからも皆さんの現場にお伺いする機会があるかと思いますが、ご協力のほどよろしくお願いします。

 

〈本件に関するお問い合わせ先〉

林業総合センター指導部

TEL:0263-52-0600

FAX:0263-51-1311

メール:ringyosogo@pref.nagano.lg.jp

 

 

 

 

 

 

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