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昔は八ヶ岳にもいたライチョウと温暖化の話・下――バードフェスティバル諏訪3――

これは片時もライチョウから目を離すことができないので
神経が猛烈に磨り減るのだそうです。

しかもライチョウは天敵の猛禽類などが現れると
ハイマツの下などにサッと隠れてしまうため、
天敵を目で追っていてうっかりライチョウから目を離すと、
すぐにライチョウがどこに隠れたか
分からなくなってしまいます。

しかも深いハイマツや大きな岩場には
テンやオコジョといった地上の天敵が
潜んでいる可能性もあるので、
そういった場所にライチョウが近寄らないよう
気を配らなければなりませんから、
本当に気の休まる暇がありません。

しかも日が経つにつれ
ヒナたちも若干飛べるようになってきますから、
ケージ保護の終盤になると
「ヨチヨチ歩きのお散歩」ではなくなってきます。

山本さんが担当したのは
放鳥前の11日間でしたので、
飛んで移動する母子を追いかけるのが
猛烈に大変だったそうです。

しかも、「新手の天敵」であるニホンザルは
オコジョなどと違って人間を恐れないので、
「見守っている」だけでは追い払えません。

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