それがある年、
ヒレンジャクが来たとの情報が伝わって
湖畔ぎりぎりのところに
県内外からのカメラマンがずらりと並んだそうです。
でも、そんなことをしたらヒレンジャクは、
お気に入りの場所で
水を飲むことができません。
(当然、撮影もできません)
(宮澤さんが撮影したヒレンジャクの写真の拡大)
ここでまとめ。
野鳥を撮る「良いカメラマン」は
鳥のことをよく知ろうとし、
鳥にストレスを与えないようにすることを
第一に考えます。
一方、「良くないカメラマン」は、
自分が鳥を撮るためには
鳥の迷惑も周りの人の迷惑も
お構いなしに行動します。
どちらが本当に鳥を愛しているかは
一目瞭然。
あ、でも、これは鳥だけの
問題ではありませんね。
マナーの良しあしというのは結局、
相手の身になって考えられるか否かということ。
想像力と類推力をベースにした
「人間力」の問題と言えるかもしれません。
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