2021.06.14 [ その他南信州の食・味・お土産南信州の観光・自然・花南信州の伝統・文化・史跡 ]
地元で育む「信州の伝統野菜」
南信州農業農村支援センターのHです。
南信州では田植えや茶摘みも終わり、梅雨の季節を迎えようとしています。
余談ですが、中梅の収穫時期に降る雨ということから「梅雨」と呼ばれるそうです。
今年度は、阿南町和合の鈴ヶ沢地区に伝わる信州の伝統野菜「鈴ヶ沢なす」、「鈴ヶ沢うり」、「鈴ヶ沢南蛮」の栽培を通じて地域文化の学習に取り組んでいる、地元「長野県阿南高校」の地域文化コースの生徒20名が、6月3日に「鈴ヶ沢南蛮」の定植作業を行いました。
先月は、定植用の畝づくりを体験されており、毎月1回程度、定期的に学習される予定とのことです。
長野県阿南高校のホームページ(校長ブログ) → https://anan-hs.i-school.jp/plugin/blogs/show/3/6/184
(今日の農作業の注意点は「丁寧に!」)
栽培の指導をしてくれたのは、「南信州おひとよし倶楽部」の玉川さん。
玉川さんは千葉県のご出身ですが、東京都内の大学(農学部)御卒業と同時にIターンされ、7年が経過しました。
現在は、鈴が沢地区の伝統野菜の栽培を中心に、営農されています。
鈴ヶ沢地区の伝統野菜の苗は、すべて玉川さんが育苗し、農家に配布しています。
今年も、苗の出来栄えは良好で、順調な生育・豊作が期待されます。
(5月12日撮影の鈴が沢なす(上)・うり(中)・南蛮の苗(下))
南信州おひとよし倶楽部は、農福連携にも、先駆的に取り組んでおられ、この日は、社会福祉法人ひだまりの郷あなんを利用されている皆さんも、農作業を行いました。
南信州おひとよし倶楽部のホームページ → https://minamisinsyuohitoyosikurabu.eshizuoka.jp/
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