南信州お散歩日和

南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

しあわせ信州 > 長野県魅力発信ブログ > 南信州お散歩日和 > その他 > 遠山郷のえびす講に欠かせないもの…「塩さんま入り、そばの焼き餅」

遠山郷のえびす講に欠かせないもの…「塩さんま入り、そばの焼き餅」

南信州農業改良普及センターのHです。

11月21日に、飯田市上村下栗にある高原ロッジ下栗にて、農村女性ネットワークいいだの研修会が開催されました。
※「農村女性ネットワークいいだ」とは、農村の食文化継承を目的とした、飯田市を中心とした女性の集まりで、現在約40名の会員がいます。
今回は、遠山郷に伝わる「塩サンマ入り、そばの焼き餅作り」と聞いて、かねてから興味のあった私は取材させていただくことに。
※この料理の正式名称は不明です。「そば団子」と呼んでいる人もいれば、「サンマのおやき」と呼んでいる人もいます。

↑ この谷に伝承されている「塩サンマ入りそばの焼き餅!」

講師は下栗在住の「農村女性ネットワークいいだ」のメンバーがの皆さん。

作り方はいたって簡単です。
まず、こね鉢にそば粉を入れ、熱湯を加えて練ります。
※そば粉の分量は、お団子一つ15グラム程度で、加える熱湯の分量は「適当」だそうです。
最初は箸で混ぜ合わせ、ある程度固まってきたら、手で一つにまとめて練り上げます。

↑ 熱湯を加えながら、そば粉を練ります。なんと!今回は下栗産のそば粉使用という贅沢な企画でした。

粘りも出て適当な硬さになったら、一個ずつの大きさに小分けして平らに伸ばし、塩さんまをひと切れ入れます。
※硬さも「適当」だそうです。サンマの切れも「適当」だそうで…

↑ 人数分のお団子を作ります。

お饅頭の皮を餡(あん)を包むようにサンマに被せ、すき間がないようにしっかり覆ったら焼き場に移します。
※この時に、すき間がわずかでもあると、焼いている最中に口が開いてサンマが出てきてしまうそうで、すき間がないかの確認は念入りでした。
※ステンレス製のボールと、木製のこね鉢を使いましたが、ステンレス製のボールの方は早く冷めてしまうため粘りが出てしまい、お団子にするのに苦労しました。初めて挑戦される方には、木製のこね鉢を使うことをお勧めします。

 

 

↑ こんな風に塩サンマの切り身を包みます

1 2

このブログのトップへ