2014.12.04 [ 南信州の観光・自然・花 ]
魅力満載のローカル線!飯田線(13)泰阜ダムと発電所「門島」駅
ダムから送られた水によって、泰阜発電所で水力発電を行っています。
泰阜発電所は、認可最大出力52,500kWで有効落差は36.86m、泰阜ダムとともに昭和11年に運用開始されました。
発電所の上には、発電機に流れる水量を調整するための「サージタンク」があります。
写真左上が「サージタンク」、右下が水の通り道となる「水圧鉄管」です。中央の道を行くと、徒歩2分ほどで門島駅に辿り着きます。
このサージタンクの前に、飯田線の鉄橋があります。
ここは飯田線の撮影スポットです。下から見上げながら、迫力の写真を撮ることができますので、おススメです。
飯田線の駅の風景というと、山や天竜川・・また市街地に行けば近隣の住宅や商店といったものが定番です。
この門島駅も小さい集落にあり、周りはやはり山や天竜川に囲まれています。
しかし、山村の風景の中に、ダムや発電所、またその関連施設といった巨大建造物があり、少し異様な光景を見せてくれます。
飯田線の駅の中でも、とても特徴的な駅ですので、秘境駅に加えて、この門島駅も一度訪れてみてはいかがでしょうか。
それでは、今回はこれまで。次回をお楽しみに!
飯田線シリーズ、前回はこちら
(乗車人員:資料 東海旅客鉄道(株)総合企画本部)
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