線路を渡ると、トイレがあります。

この駅には側線があり、その脇にはレールが平積みとなっていました。

レールセンターとなっているようで、運搬車両も停まっていました。

下の写真は、駅前の様子です。道路はすぐに下り坂となります。

右側に写っているのはレールです。

駅前から少し歩くと、左側に天竜川とともに赤い大橋が見えてきます。

櫓橋（やぐらはし）です。

対岸は阿南町となります。（門島地区は泰阜村です。）

この櫓橋からの眺望を紹介します。

まずは、天竜川下流方面（南側）です。

次に、上流方面（北側）です。

この写真を見ると一目瞭然ですが、ダムがあります。

左側にあるのが泰阜ダムで、右側は中部電力泰阜発電所です。

泰阜ダムは発電用ダムで、中部電力が管理しており、高さは50ｍあります。着工が昭和７年、完成が昭和11年で、重力式コンクリートダムです。

元々、鉄道路線の「天竜峡～門島」間が建設された当初の目的は、この泰阜ダム建設による資材輸送と舟運の代替でした。