2014.12.03 [ 南信州の食・味・お土産 ]
おいしい記者会(11月26日開催)
地域政策課のHKです。
毎月行われる定例記者会にあわせて、「おいしい記者会」と題し、地域の特産物を実際に記者の皆さんに味わっていただき、新聞等で宣伝をしていただいています。
※「おいしい記者会」の様子は、こちら
11月にご紹介するのは・・・南信州産ゆずのドライフルーツ「信州産ゆず」です。
使っている柚子は南信州(天龍村や泰阜村等)産で、飯田市の菓子・食品総合卸売「(株)外松」、天龍村の柚子生産・加工「天龍農林業公社」、阿智村の菓子製造「南信州菓子工房」の3社がコラボして開発されました。
これまで柚子の皮は、大部分が廃棄されており、天龍農林業公社を視察した外松の社員が”これを使って何か作れないか”と考え、南信州菓子工房に相談をしたことから、商品開発が始まりました。
製造方法を紹介しますと、
まず、柚子の果実を手搾り機で一つ一つ割って、果汁と皮に分けます。
皮には種と果実を収納している袋が残っているため、それを人の手で丁寧に取り除きます。
この時、柚子の栄養成分がいっぱい詰まっている皮の内側の部分を残したまま、柚子皮だけにします。これは手作業だからこそ成せるわざです。
その皮を食べやすくスライスし、「低温真空特殊製法」で、「飯田市南信濃産はちみつ」が入った蜜を十分に浸透させます。
低温ですので、柚子のビタミンCも破壊されず、そのまま残ります。
その後、ゆっくり乾燥させて、半生タイプの柚子ピールが完成です。
この商品は、柚子の生産・管理・収穫・搾汁までを「天龍農林業公社」(天龍村)で行い、そのゆずピールを「南信州菓子工房」(阿智村)で独自の半生製法でやわらかく仕上げます。
その商品を「(株)外松」(飯田市)が県内を中心に各販売店へ届けていきます。
商品名は「信州産ゆず」とシンプルですが、全国での販売を意識して、わかりやすい名前にしたいということから、名付けられました。
無着色のゆずピールに、ぶどう糖パウダーがまぶしてあります。
実際に食べてみると、肉厚の皮が大きめにカットされていて、食べごたえ十分です。しかし、やわらかいので、食べやすいです。
パウダーやはちみつのまろやかな甘さを感じた後に、柚子独特の苦みがほのかに口に広がります。
子どもだけでなく、大人も楽しめるお菓子です。また、焼酎などお酒のおつまみにも合いそうです。
商品は、一袋24グラム入りで、参考小売価格180円(税抜)です。
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