2023.03.20 [ 南信州の観光・自然・花南信州のイベント南信州の伝統・文化・史跡 ]
106年の歴史!
天竜川和船下りを体験しました!!
こんにちは、商工観光課Kです。
南信州リゾート(株)にて、4月15日(土)から本格オープンする天竜川和船下りを体験してきました!
南信州地域の和船は、造船技術を持った船大工が手間暇をかけて一艘ずつ造ります。造船された和船は、過去には物流として使われ地域の生活を支えていたとのこと。
その後、時代の流れとともに、「物流としての和船」から「観光としての和船」に変わったのだそうです。
観光としての和船の歴史は今年で106年。驚きですね。
南信州地域の暮らしや営みにとって、和船は必要不可欠な存在なんだと強く感じたところであります。
さて、南信州リゾート(株)が提供する体験には、川下りの楽しさはもちろん、和船の持つ歴史・文化、造船や操船の技術といった、日常では触れることのできない多くの魅力が詰まっています。
体験する前は川を下るだけかと思ってましたが、造船・操船の体験に四苦八苦する様子や船頭さんの語り口に思わず笑顔になっちゃいますよ!
~ポイント①~ 船頭さんが舟下りの歴史を語ってくれます!
~ポイント②~ 独特なリズムを奏でる職人技を体験できる!
次に造船技術を見て触って感じる!「釘打ち体験」
言葉で表して伝わるか不安ですが「カンッココッカンッコッコンッカンッコンコンッ」とリズミカルに釘を打ちます。この打ち方をするのは、打った釘が板を貫き抜けるのを避けるために、見えない釘の状態を音で聞き分けているのだそうです。
~ポイント③~ 船頭なりきり体験!職人技に驚きます
そして次は、船を操縦する船頭さんの動きを体験!「操船体験」
船頭さんは船を操るため、櫂(かい)という木でできた長くて重いオールみたいなものを使って操船します。体験する場所は水の上ではないので、全く抵抗がないかと思ったら大間違い。櫂の重さの影響か、まったく上手に操れません。これを笑顔でしゃべりながら操船する船頭さんはやばいっす。
~ポイント④~ 106年の歴史を体感!豪快和船下り!!
そしてついに川下り。歴史、造船、操船と学んだあとに乗る舟は、とんでもない技術が詰まった最高のアクティビティだと実感させられました。
そしてそれらを知ったあとに乗る和船と、案内してくれる船頭さんを見てるとなんだか誇らしい気持ちになりました。
緩やかな流れのところでは、春の日差しに船頭さんが奏でる櫂の音色が心地よく、また、流れの急な「瀬」では風を切る爽快感を味わうことができます。
終点のリバーポート時又に着岸する時の船頭さんの技術は特筆すべきところですが、ここでは多くを語りません(笑)
舵も船外機もない舟を自在に操るわざをぜひ、ご自身で体感してください!
南信州リゾート(株)の「天竜川和船下り」の本格オープンは4月15日。その下流には、ゆったりとくつろぎながら自然を満喫できる「天竜ライン下り」もあります。
「天竜川和船下り」と「天竜ライン下り」どちらも味わいが違ってオススメです!ぜひお誘い合ってお越しください♪
お待ちしております。
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