2018.08.28 [ 南信州の観光・自然・花 ]
南信州”登山”日和 ~山の日に南アルプス光岳(てかりだけ)登山!!~
それでも、なかなか熟睡できず、3時頃空を見上げると、東の空には真夏のオリオンが輝き、北の方角に目を移すと、闇の中に聖岳の山容がくっきりと分かりました。
これなら、御来光は間違いないと確信し、3時50分にMとKを再び叩き起こし、イザルガ岳(標高:2,540m)へ向かって出発したものの、辺りはすっかり霧に包まれて何も見えなくなってしまいました。
結局、日の出時刻の5時を回っても何も変わらず、テント場に引き返しました。
【イザルガ岳の山頂】
【風雪に耐え抜くダケカンバ】
朝食後は小屋の方にお礼を言って、7時過ぎに光岳に別れを告げました。
帰りは登りの時に立ち寄らなかった易老岳(標高2,354m)の三角点を踏み、登山口を目指してひたすら下りました。
途中、もののけの森を連想させる面平(めんだいら)のあたりから雨が強くなり、途中で水分補給で休憩したところ、私の合羽とズボンの上に山ビルが2匹這っているではありませんか!!
「休憩したら、ヒルにやられる、止まらず降りろ。」と、一目散に下山。
そして、芝沢ゲートに到着したのは13時。なんとか、3人とも吸血鬼(山ビル)にやられずに車まで辿り着きました!!
帰りは、かぐらの湯で汗を流して、帰路につきました。
山の日に、懐の深い南アルプス南部の静かな光岳で又とない貴重な経験ができました。威風堂々とした光石。そして、本当に素晴らしい星空でした!!
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