2015.09.17 [ 南信州の観光・自然・花 ]
魅力満載のローカル線!飯田線(29)由緒ある門前駅「元善光寺」
元善光寺駅は、平成25年4月から無人化されており、窓口も閉鎖されています。
元善光寺駅の駅舎です。
駅舎の隣りには、自転車置場があります。
駅前は、広いスペースが開けています。
駅前から歩くと、すぐに県道251号線に出ます。
251号線を左に行くと、徒歩7分ほどで元善光寺に着きます。
(平成27年4~5月に行われた御開帳の時期に撮影しました。)
門前には、お土産屋さんがあります。
門をくぐり、石段を上ると本堂があります。
御開帳の時は、回向柱(えこうばしら)が設けられます。
回向柱から延びている金糸は、本堂の中の前立本尊の右手につながっています。
ここで、元善光寺の由来を紹介します。
推古天皇10年(西暦602年)、古くは麻績(おみ)と呼ばれたこの地の住人だった本多善光卿が難波(大阪)から「一光三尊阿弥陀如来像」を持ち帰り、祀ったことによります。
その時、善光卿が石の臼の上に安置していたところ、臼が光輝いたことから、この地は座光寺と呼ばれるようになりました。
皇極天皇元年(西暦642年)、お告げを受けた善光卿により本尊は芋井の里(長野市)に遷座され、できたお寺は善光寺となりました。
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