2025.06.26 [ 移住・定住南信州のひと・つながり ]
南信州で見つけた「私らしい暮らし」 〜子育ても仕事も、自分らしく楽しむ3人のママたち〜
こんにちは! リニア活用・企画振興課のあんずもちです。
今回は、南信州に移住し、子育てをしながら地域で輝く3人の女性をご紹介します。
ご紹介するのは、本田真帆さん・寺澤晴香さん・杉山美歩さん。
出身地もお仕事もバラバラな3人ですが、「子育て」「フリーランスで活動」「南信州への移住」という共通点でつながり、今では地域の中でさまざまな活動を展開しています。
「偶然の出会い」が生んだ新しいつながり
3人の出会いは意外なところから始まりました。
本田さんと寺澤さんはデザインスクールで出会い、本田さんと杉山さんはインスタグラムで知り合いました。
その後、本田さんが2人をつなぎ、子育てや仕事の話で意気投合!今では、月に1回ほど集まり、仕事や子育ての情報交換をしたり、「こんなことができたらいいな」をカタチにする企画を行っています。
つながりを生む「もくもく会」
3人が企画した活動のひとつが「もくもく会」。
南信州で暮らす様々な方がゆるやかに交流できる場です。
最近の会には、フリーランスとして働く方が集まり、仕事やアイデアを共有しました。
本田さんは、「個人で受けられる仕事には限りがありますが、フリーランス同士がつながれば新しい仕事のチャンスが広がる。もくもく会で参加者同士が繋がり、次々にアイデアが生まれる様子を見るのは本当に嬉しいです。」と話してくれました。
孤独な移住初期…だからこそ、つながりの場を作りたい
今でこそ頼れる仲間がいる3人ですが、移住当初は孤独な毎日だったといいます。
特に本田さんと杉山さんは県外出身。まわりに相談できる人もおらず、不安が大きかったそうです。「夫は職場や地元にコミュニティがありましたが、自分や子どもは地域に居場所がなく心細かった」と振り返ります。
だからこそ、自分たちの経験を生かし、これから移住してくる人たちが事前に地域のママたちとつながれるような場を作りたい、と考えています。
地域のリアルな声が、これからの移住を支える
移住を考える方にとって、行政からの情報だけではわからない「生活のリアル」。
3人は、「移住前に、実際に子育てしている人の声が聞けたらどれだけ助かったか」と話します。
特に3人が驚いたのが、地方では「保育園を比較検討せずに、住んでいる地域に一番近い保育園に原則通う」という仕組み。
都会では、駅からの距離や保育方針、特色など多様な条件で選ぶのが一般的ですが、地方では選択肢が限られています。
地方でも、子どもの性格や特性に合わせて、保育園をもっと自由に選べる環境ができると、嬉しいと話してくれました。
こんな風に、移住後に初めて知ることが多いからこそ、移住前から気軽に話せる「地域の先輩ママ」とのつながりがあると、心強く、安心して新生活をスタートできますね。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
南信州地域振興局 総務管理課
TEL:0265-53-0400
FAX:0265-53-0404