南信州お散歩日和 南信州は、広い長野県の南端に位置しています。やわらかい方言が使われ、人も土地柄も温かく穏やかな当地域には、 各所に温泉があり、賑やかなお祭りもたくさんあります。 この地域ならではの魅力を職員がお伝えしていきますので、 南信州にどうぞおいでなんしょ!

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魅力満載のローカル線!飯田線(29)由緒ある門前駅「元善光寺」

1番ホームを出た電車は、ポイントで大きく角度を変えて、本線を走って行きます。

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下の写真は、1番ホームから飯田方面(西側)を撮影したものです。

2番ホームに渡るための通路があります。

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2番ホームです。上り電車(豊橋方面)の乗り場となります。

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現在では、線路が4本走るだけのシンプルな駅となっていますが、かつては飯田線貨物輸送の中核駅の一つでした。

昭和49年には、周辺の駅にあった石油・セメント会社の専用線を当駅に集約し、ターミナル化されました。

これは、中津川線※の開通を見据えてのことでしたが、中央高速自動車道開通により、中津川線の工事計画は中止となりました。

高速道路の開通は、飯田線の貨物にも大きく影響し、平成8年3月の元善光寺~辰野間の貨物列車運転廃止を最後に、飯田線全線で貨物輸送は廃止となっています。


※中津川線

飯田線「飯田駅」と中央西線「中津川駅」を、木曽山脈を抜けるトンネルで結ぶ、延長37キロの線路工事計画があった。昭和42年、日本鉄道建設公団(当時)によって工事着手。

長野県側では、伊那中村・伊那山本・阿智・昼神の4駅開設が予定されていた。

昭和50年の中央自動車道・駒ケ根IC~中津川IC・間開通により工事計画は見直し、昭和55年工事凍結。

なお、同線工事の神坂トンネル試掘抗の水抜きボーリング中に温泉が湧出。これが現在の昼神温泉郷の元となっている。


1番ホームには、トイレが併設されています。

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1番ホームから駅舎に入ると、広い待合室があります。

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