2018.09.07 [ 南信州の食・味・お土産 ]
飯田市上村下栗地区で秋そばの開花が始まりました!
南信州農業改良普及センターの「いっちゃん」です。
飯田市上村下栗地区では、秋そばの開花が始まりました。
下栗地区では、主に、信州の伝統野菜に認定された「下栗芋」が収穫された後に、そばが栽培される「二毛作(にもうさく)」が行われています。
「下栗芋」の詳しいことについては、8月3日に掲載した投稿をご覧ください。
「二毛作」とは、同じ農地で1年の間に2種類の異なる作物を栽培することで、同じ作物を年2回作る場合は二期作(にきさく)、年に1回だけ作物を作ることは一毛作(いちもうさく)や単作(たんさく)と言います。
そばは、うどんや米よりも栄養価が非常に高く、そばだけが持っている栄養分としては、ポリフェノールの一種である「ルチン」があります。毛細血管を丈夫にする働きがあるほか、血液をサラサラにして血圧を下げる効果も期待できます!!
そのほか、ビタミンB群の仲間の「コリン」は、肝臓の働きを助け、飲酒によって肝臓に脂肪がたまるのを防ぐ働きがあるため、そばを食べながら酒を飲むと身体にやさしいと言われています。
飯田市上村下栗地区のそばは9月末頃に収穫され、早ければ10月中旬頃から、同じ下栗地区にある、そば処「はんば亭」(電話0260-36-1005)などで「新そば」を食べることができます。
この季節には、そばの花を見に、秋には、新そばを食べに、ぜひ飯田市上村下栗へお越しください!!
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