2016.12.02 [ 飯田合庁だより ]
ねばねの里「なごみ」が 『“信州の木”建築賞』最優秀賞を受賞!!
こんにちは。建築課のFです。
11月21日(月)に、 “信州の木”建築賞の表彰式があり、飯山市文化交流館「なちゅら」に行ってきました!
“信州の木”建築賞とは・・・
長野県の「信州木のある暮らし推進事業」の1つである”信州の木”建築賞は、県内の豊富な森林資源を有効活用し、県産材を使ったあたたかみのある建築物の魅力を広めるため、今年度初めて創設されました。
多くの方々が利用する県内の木造建築物、木質化等を図った建築物を対象に作品募集を行ったところ、22の建築物の応募がありました。
↓応募作品、講評内容などの詳細はこちらをクリック↓ その1/その2
最優秀賞作品には“根羽村高齢者福祉施設ねばねの里「なごみ」”が選ばれました!
この施設は、デイサービス機能を持った高齢者福祉施設です。地域交流サロンや中庭を設けることにより、通所者だけでなく村民との交流の場としても利用できるよう設計されています。
県産木材の活用はもとより、日当たりの悪い北側の部屋にも日差しが届くよう、建物の高い位置に窓を設置したり、太陽熱利用・太陽光発電などの自然エネルギーの利用や、薪ボイラーによる地域の未利用材の消費も積極的に行っています。建物内で快適に過ごせる工夫や、環境に優しい技術が詰まった建築物なのです。
表彰式では、長野県の奥村建設部長から木製の表彰楯を授与され、設計者の松下重雄氏(㈲みすゞ設計代表取締役)による作品プレゼンテーションが行われました。
優秀賞には、農産物などの直売所である「軽井沢発地市庭(ほっちいちば)」、複合文化施設の「上田市交流文化芸術センター・上田市立美術館(サントミューゼ)」(上田市)が選ばれました。いずれも県産木材を積極的に活用した作品でした。
←軽井沢発地市庭(軽井沢町)
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