こんにちは。林務課治山係です。

今回は10月28-29日に飯田市のエスバードで開かれた「南信州環境メッセ２０２３」に行ってきました。
なんと！林務課のブースを出展させていただくことになり、治山係に白羽の矢が！！！
というわけで当日のリポートです。

当日は快晴のお出かけ日和。
環境に関連した講演会やパネルディスカッションなどがあり
会場は60の企業や団体等のブースがありました。

キッチンカーや食のブースもあり、
ファミリーなどたくさんの方が来場され賑わっていました。

さて、林務課のブースは・・・
「災害に強い森林づくり」と「竹を使った土木資材」の2大テーマです。

治山係の知ってほしいを詰め込んだ展示ブースの様子

まず、模型を使って説明をします。

この模型では、手入れが行き届いておらず木が密集し混みあっている山と整備され針葉樹と広葉樹が混ざり合った山の両方に、大雨で発生した土砂に見立てたビー玉を流して、山の下流にある建物や道路、橋などにどんな影響があるかを実際に見てもらえるものとなっています。
真ん中にある治山ダムでは、流れてきたものを抑えられることもわかります。

また、今年の6月の大雨での災害がどんな状況であったかもパネルでお話しし、災害を防ぐ治山ダムの重要性についても紹介できました。

竹の土木資材については、竹の生態から始まり、地域循環の仕組みを考えるサイクルまでを、竹の土木資材でご協力いただいている株式会社共生さんより具体的な説明をしていただきました。
地域の問題解決に林務課でも取り組んでいることを一部ではありましたが見ていただけたかと思います。

普段こういったお話ができる機会はなかなかないので、
来場された方へどのようにお話したらいいかな…と少し緊張もあった係員でしたが、
身近なものと感じている方もとても多く熱心に説明を聞いていただけて良かったです。

賑わう林務課ブース！説明にも熱が入ります。

係員の説明もわかりやすく、子供たちにも大好評！　NICE！！

ビー玉の流れていく様子が子供たちの心をつかみ、やってみたいと参加してくれた子供さんも！
その他に、地域材でできた土木資材や竹細工を手に取っていただき、竹のベンチにも座っていただきました。

竹のベンチの座り心地はどうかな？

たくさんの来場者の方にお話する機会をいただけました。
ありがとうございました。

＜この記事に関するお問合せ先＞
南信州地域振興局林務課治山第一・二係
TEL　0265-53-0428