2017.01.06 [ 南信州の伝統・文化・史跡 ]
元善光寺に初詣
農地整備課の中年Yです。
1月2日。飯田市座光寺にある元善光寺にお参りしてきました。元日ではないにしても、お正月の賑わいがありました。
門をくぐると、八十八段の石段が続きます。
坂の途中の右手には、おみくじの他、達磨などの縁起物が売られていました。
また、反対側の左手には、弓道場があり、「金的中」と書かれた札が沢山掲げてありました。
石段を登りきり、「謹賀新年」と書かれた門をくぐると、御開帳の時に建てられた回向(えこう)柱が出迎えてくれます。
右手には「平和の鐘」があり、参拝客が鐘を撞いていました。
飯田観光協会発行の元善光寺のパンフレットによると、「元善光寺如来御縁起」は、推古天皇10年に信州麻績の里(現在の飯田市座光寺)の住人本多善光(ほんだよしみつ)が国師の供をして都へ上った時に、百済国から伝わり蘇我氏と物部氏の争いで行方不明となっていた阿弥陀如来様を難波の堀江で見つけ、生まれ故郷の飯田へお連れしお祀りしたのがこの元善光寺の起源で、その後、阿弥陀如来様を現在の長野市に遷し、本多善光の名をもって付したのが全国的に知られる善光寺とのことです。
駐車場への道端には彼岸花の葉が青く茂っていました。秋のお彼岸の頃はきっと花盛りで美しいと思いますよ!!
飯田へお越しの際は、是非お立ち寄りください。「長野の善光寺」だけでは、片参りですよ!!
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