2022.03.22 [ 南信州の林業 ]
福与保育園に県産材でフェンスを設置しました~「子どもの居場所」Vol.3~
こんにちは!林務課林産係です。
シリーズでお届けしています「子どもの居場所」木質空間整備事業についての紹介の第3回目です!
この事業は、長野県で暮らす子どもたちに県産材を利用する意識を育む取組の1つとして、森林税を活用して幼稚園や保育園などの子どもが集まる場所=「子どもの居場所」に、木のおもちゃや調度品(身の周りの日常道具)の設置、施設の木造・木質化等の支援をしています。🌲木製のものは、鉄製やプラスチック製と異なり手に触れた時の温かみ、香りやリラックス効果等、良い特徴がたくさんあります!
最近では、環境問題の観点からも、注目度の高い素材です!🌎
↓以下前回までの記事
慈光保育園に県産材の調度品(イスやテーブル等)を設置しました~「子どもの居場所」Vol.1~
聖クララ幼稚園に県産材で新たな遊び場となる小屋等を設置しました~「子どもの居場所」Vol.2~
シリーズの第3回目は、2歳〜5歳までの16人が生活している松川町立福与保育園に、森林税を活用して設置した木製フェンスを紹介します!
今回フェンスを作成するに当たり、福与保育園では信州やまほいくの一環として、70年生(※)のヒノキの町有林(19本)の伐採➡加工➡利用までの一連の流れを子どもたちに見せることで、地域の豊かな森林に関心を寄せてもらうことをコンセプトに行いました!!
(※樹齢70年ということです。林業においてはこのように呼びます!)
木の伐採の作業では、おっきな木がズシーン!と音を立てて倒れる様子を見て、子どもたちはビックリしていました!このズシーン!という音に、年月の重みを感じてくれたかな?
(写真 丸太に座り伐採業者さんのお話を聞いている様子)
加工の工程は、丸太の皮を高圧洗浄機でむく様子や、丸太を製材する様子を見学しました!
(写真 丸太の皮むきの様子)
(写真 製材機で丸太を加工している様子)
ジャーン!立派なフェンスが完成しました!✨
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