2018.02.01 [ 飯田合庁だより ]
信州こどもカフェ推進「南信州子ども応援プラットフォーム」を構築!
総務管理課です。
平成30年1月29日(月)に長野県飯田合同庁舎の講堂において、信州こどもカフェ推進「南信州子ども応援プラットフォーム」の第1回全体会議が開催され、「信州こどもカフェ」推進に向けた連携・支援ネットワークの活動がスタートしました。
県では、学習支援・食事提供・悩み相談などの複数の機能をもつ子どもの居場所「信州こどもカフェ」の普及を図るために、今年度、県・市町村・NPO・関係機関・ボランテイアなど多様な主体により構成される「地域プラットフォーム」の構築を進めていることは、このブログにおいても紹介してまいりました。
・12月4日に開催した「キックオフ・フォーラム」の紹介記事はこちら
・10月24日に開催した「準備会」の紹介記事はこちら
今回構築された「南信州子ども応援プラットフォーム」は44の県・市町村・関係団体及び個人により構成され、この日はそれぞれの参加団体等から48人に出席いただき、初めての全体会議となりました。
開会に当たり、山本地域振興局長から「このプラットフォームが子ども支援に携わる皆様の交流や、情報の共有、さらには、お互いが協力し合うなかで課題を解決していくことができるネットワークの場として、有効に機能していくことを期待しています。」と挨拶がありました。
会議では、南信州地域プラットフォーム構築・運営事業を受託している認定NPO法人長野県みらい基金の高橋理事長から、プラットフォーム構築までの経過、規約(案)及び運営委員(案)の説明があり、承認されました。
その後の質疑では、子ども支援以外の分野の人も参加する勉強会をしたい、子どもの居場所を始めようとしている人たちへの周知をしっかり行う必要がある等々、具体的な要望・課題について意見が出されました。
続いて、昨年度、諏訪地域で構築された「諏訪圏域子ども応援プラットフォーム」事務局の宮澤節子さんより「諏訪地域におけるプラットフォームの取組事例について」と題して、講演をいただきました。
宮澤さんからは、プラットフォーム参加のメリットとして、
・お互いを知ることができる。
・足りないものを補うことができる。
・多様なノウハウを得ることができる。
・行政と連携しやすい。
などを掲げてプラットフォームへの参加を呼び掛けていることや、学習会では子どもの遊び場などを設置して子育て中の母親も参加できる配慮をして開催していること、参加者があまり負担にならず気楽に参加できるよう心掛けていることなどのお話をしていただき、出席者からは、宮澤さんのお話で「プラットフォームがどんな活動をしていくのか概略が分かった」との声も聞かれました。
次回は、2月28日(水)午前10時から県飯田合同庁舎において、第2回全体会議・分科会として「食事提供」と「学習支援」をテーマに、南信州で活動する団体の事例発表や意見交換が予定されています。
この「南信州子ども応援プラットフォーム」には、「子どもの居場所」に関心をお持ちの方々はどなたでもご参加いただけます。ぜひ、ご参加ください。
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